2024年6月2日 日曜日
ジャカルタで作るTerong(テロン)「ナス」の塩もみ。
Terong と言うより茄子の雰囲気がある。
日本のナスの雰囲気がする。
日本のナスに比べるとUngu(ウング)「紫」の色が少し薄い。
インドネシアで生野菜を取り扱う時に、一番気にするところが水道水。
自己責任で、水道水でナスを洗った。
キッチンペーパーで水道水をよく拭きとった。
日本で作る時はこのようなことはしないが、インドネシアの水道事情を考えると気休めだが、水道水を直接口にする機会は避けたい。
ヘタの部分を切り落とす。
適当な大きさにカットする。
あとで搾るので、大きさは小さくなる。
少し多めの塩をかける。
あとでしぼる時に塩分も一緒に無くなるので、自分の感覚で少し多めの塩をかけている。
ボールを揺すって、全体に塩が行き渡るようにする。
ナスがしんなりするまで5分以上待つ。
ナスをしぼって、水分を出す。
アクを含んだ水分で、醤油のような色の付いた水分が出る。
一度目で半分くらい水分が出て、いつも3回くらいしぼっている。
しぼり終わったものを器に盛り付ける。
1個、味見。
日本で食べるものではアクの味は感じなかったが、今回のものはほんの少しアクのえぐみを感じる。
もう一度、渾身の力でしぼってみた。
少し水分が落ちる。
日本から持ち込んだ鰹節パックを1袋かける。
日系スーパーに行けば買えるが、軽いものなので一時帰国の際に持ち込む品物の一つ。
これも日本からの持ち込み品のポン酢。
ポン酢は値段を気にしなければ、インドネシアのスーパーで手に入ります。
ポン酢を適量かける。
私の場合は、鰹節に味を付ける程度にしてます。
ポン酢のかかった鰹節を全体にからめて、食べる準備完了。
今日の昼食の素麺の副食として、「ナスの塩もみ」の完成。
インドネシアで食べる素麺と茄子の塩もみ美味しかったです。
インドネシアの水道水の対応にも、少し慣れてきました。
👇 以前投稿したジャカルタで作った素麺です。
kznrdiindonesia.hatenablog.com
【おまけの出来事】
インドネシアにも、生のナスを食べる習慣があります。
ローカルスタッフと一緒にワルン(食堂)で食事をしていた時、一人がピンポン玉程度の小さくて丸いナスを皿に取って来て、そのまま生で食べていた。
「ナスを生でそのまま食べるの?」と聞くと、「美味しいですよ」の返事。
「どうぞ」と言って1個くれたので、その時初めて生のナスを食べた。
小さいので無理をして食べたが、頭の中で想像できる生のナスの味。
生ナスを食べていない、日本語の話せるローカルスタッフに「みんな、生ナスを食べるの?」と聞くと、「私はおいしくないので、嫌いです」の回答。
私もその意見に、一票。
日本式のナスの塩もみを食べさせたいと思った出来事でした。
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