ノリオのインドネシア赴任日記

2021年5月からインドネシアに赴任になった62歳、国内移動からコロナ検査を受けてインドネシアへ出国赴任まで 

初めてのホームスティでの宿泊

2023年3月8日 水曜日

ジャカルタの会社で、日本語の話せるローカルスタッフから「ホテルが取れないので、1泊だけ民泊のHome stayでお願いします。」と日本語の『民泊』と言う言葉で、説明を受けてきた。

私の『民泊』のイメージは、家の人達が生活しているちゃぶ台の横を通り抜けていく感じだと思っていた。

勝手に昭和時代のテレビのワンシーンに出てくる下宿部屋のようなものを想像している。

 

3月7日の夜にローカルスタッフ3人と共にホームスティ先の場所に到着。

大きな家の中庭に車を止めて、荷物と共に車から降りた。

灯りが無く、真っ暗な状況で、車の横で待機。

ローカルスタッフが、民泊先の家を訪ねて話し合っている。

家の人と共に戻ってきたローカルスタッフより、「これが部屋の鍵です。」と受け取る。

この時初めて、自分が思っている『民泊』と違うことに気が付く。

荷物を持って、指定された2階の部屋に入った。

いつも泊っているホテルの仕様とは程遠いが、寝るだけなら何の問題も無いレベル。

夕食も食べているので、今日はとりあえず「おやすみなさい」。

 

翌朝、6時前に目覚める。

その前の3時に目覚めているが・・・・。

カーテンを開けて、部屋の窓を開けて空気を取り入れる。

バナナの木やパパイヤの木が窓の真下に見える。

部屋の窓越しの景色

夜3時に大音量のアザーン(礼拝の呼びかけ)で目が覚めた。

ジャカルタで経験したことの無いような大音量。

耳の横で拡声器で、話されたのかと思うほどの音だった。

窓の中央にモスクの塔が見えるが、数か所から音がしたので、まだ至る所にモスクがあると思う。

以前ローカルの人から東の地域に行けば行くほど、朝のお祈りの時間が早くなると教えられていた。

ジャカルタは朝4時頃が多いが、ジャカルタより東へ700km来たこの地域は1時間くらい早い。

モスクの塔が中央に見える

部屋のドアを開けて、2階の通路部から家の前の風景を撮る。

日本ではあまり見慣れない風景がそこにある。

部屋のドアの前の景色

右方向を続けて写真を撮る。

更に、見慣れない風景が続く。

少し右へ方向を変えて

家の中庭に目を向けると大きなヤシの木が育っている。

中庭に育つヤシの木

よく見るとヤシの実が緑色でなく、綺麗な黄色・オレンジ色系統。

ヤシの実が出来ている

時間を持て余して、2階の部屋から降りて外へ出た。

2階から降りた所

インドネシアのHome stayは、日本のアパートのように各部屋にトイレ・シャワー・ベット付の個室。

オーナー家族と接するような事は無い。

民泊先の様子

Home stay先の家の敷地入口にあるか看板。

名前が『PODOMORO』と書かれている。

その下にインドネシア語のKeluarga (クルアルガ)「家族」。

Buka 24 Jam。

Buka(ブカ)「開く」、24 Jam(24 ジャム)「24時間」となり、「24時間開いてますとなる。」

民泊(Home Stay)先の看板

民泊をスキー最盛期の昭和時代に民宿に泊まって、スキーに行っていた時のイメージをしていた。

今回、インドネシアのHome stayの『宿泊システム』を初めて経験しました。

今回のHome stay 先の設備の様子

お風呂は、水シャワー又は水貯め水槽でのMandi(マンディ)「沐浴」。

インドネシアの人は一般的で問題なし、日本人の私は、水でのシャワーは冷たくて無理でした。

膝下と腕から手までの部分洗いで終了。

トイレは、トイレットペーパー無しの洗浄ホース付のみ。

インドネシア式便器で手桶と左手で処理するタイプでは無かったです。

バスタオル、歯ブラシセットも用意してくれてました。

部屋の作りは、しっかりしている気がしたが、隣の音・部屋の外の音は良く入ってくる。

 

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