ノリオのインドネシア赴任日記

2021年5月からインドネシアに赴任になった62歳、国内移動からコロナ検査を受けてインドネシアへ出国赴任まで 

ジャカルタのWarungで豚肉とビールを飲む方法

2022年3月1日 火曜日 祝日(hari Raya)

インドネシアの祝日で会社は休みだが、現場確認のためローカルの人と二人で出かけた。

帰り時間が遅くなり、ローカルの人が「Warungで豚肉が食べれれて、ビールが飲める所があるけど行きませんか?」言って来た。

 

イスラム教徒が90%のインドネシアで、豚肉を食べてビールを飲もうとすると日本食レストランになってしまう。

イスラム教においては、豚肉もアルコールもNGの食べ物になってしまう。

ジャカルタ日本食レストランに行くとカツカレー、かつ丼等豚肉を使った料理が食べられるし、当然ビールも飲める。

ただ、値段が日本で食べる料金より高くなる。

ローカルのWarungで食事する時の値段からすると5倍以上の金額になる。

そのような条件下での『Warungで豚肉が食べれれて、ビールが飲める所』興味が無い訳がない。

 

即決で「行こう!」とたどり着いた。

たどり着いたが、Warungが並ぶ道路に車が止まるスペースが無い。

反対側車線に止めて、陸橋を移動して店へ急ぐ。

陸橋からの風景が、凄い。

3車線ある道路の1車線が駐車場になっている。

路側帯に止めてある車とバイクの2重駐車になっている。

この風景、実はジャカルタでは特別で無く、普通に見かける風景で、私設誘導員が車の人からチップを貰って運営されてます。

(日本だと警察の取り締まり上、無理だと思うけど)

f:id:kznrDiIndonesia:20220417065210j:plain

陸橋を渡りWarungのある側へ移動

店に入り注文して、出てきたKwetiau Goreng(クウェティアウ ゴレン)「平麺焼きそば」。

Mie Goreng(ミー ゴレン)「焼きそば」がお勧めと言われたが、Kwetiau があったのでそちらにした。

Kwetiau Goreng のかなに普通の色と赤色の2種類の硬めの焼豚のような豚肉が入っている。

麺にもっちり感があり、『焼うどん』といった感じで美味しい。

そして待望のビールもきた。

インドネシア標準の常温のビール。

氷を貰って、グラスに氷を入れてビールを冷やす。

驚くほど氷の解けるスピードが速い。

氷をいっぱい入れると『ビールの水割り』になるので、それは避けたい。

『焼うどん』と🍺ビールの組み合わせは、間違いが無い💯。

f:id:kznrDiIndonesia:20220417065136j:plain

出てきた料理とビール

Warungで豚肉とビールが食べられる理由をローカルの人が教えてくれた。

「横を見て。」

店の壁に十字架とキリスト様らしきの肖像画

「この店の人がクリスチャンなんですよ。」
ただ、言われないと直ぐには分からないクオリティだと思うが、宗教に対する扱いに感心する。

f:id:kznrDiIndonesia:20220417065214j:plain

十字架とキリスト様の肖像画

ビール(大)2本と(Kwetiau Goreng)と(焼豚の盛り合わせ+白ご飯)の全部の合計で、Rp176.000(1,386円)。
Warungでは、レストランで食べるような税金(2種類)が付いてこない。

グーグルマップより情報を添付しました。

    

goo.gl

 

お手頃価格のカフェあるとの事で、その店へ移動。

LEDライトになり、Warung街の道も明るい。

f:id:kznrDiIndonesia:20220417065238j:plain

Warung街の道

陸橋を渡り、道の反対側へ戻った。

店に入ると若い人たちで混んでいる。

店の中に人が多くいるが、非常に静か。

全員が携帯電話を操作をしている。

静かなのは良いが、異様な雰囲気がする。

店の奥の壁に文字だけのメニューが布に書かれている。

f:id:kznrDiIndonesia:20220417065243j:plain

店の中

日本の居酒屋のカップ酒のようにコップに並々と注がれてくる。

少しお皿に、こぼれているいるくらい注がれる。

インドネシアの一般的なWarung での飲み物は、混ぜるためのスプーンが突き刺さってくる。

日本だとお皿の上かも知れない。

しかし、こぼれるほど注がれるため、コップに突き刺さっている方が理にかなっている。

私が頼んだものは、Kopi Susu(コピ スス)「ミルクコーヒー」で、ローカルの人が頼んだものは聞き取れなかった。

あまり見かけない色、凄く興味深々だけど何か聞くの忘れてました。

f:id:kznrDiIndonesia:20220417065247j:plain

出てきた飲み物

コーヒーとミルクをよく混ぜる。

コーヒー牛乳の色になった。

濃いコーヒーの味が効いたホットミルクコーヒー。

この甘い飲み物を少しづつ飲みながら、携帯を触るのがインドネシア風のカフェの過ごし方。

目の前ローカルの社員も、一生懸命に携帯を操作している。

(ゲームがメインでは無いみたいです。)

と言う私も携帯で写真を撮れせてもらった。

f:id:kznrDiIndonesia:20220417065252j:plain

よく混ぜる

この甘いミルクコーヒーに慣れてきて、今では好みの飲み物。

アイスで無く、ホットなのが、コーヒーの味が感じられて好きになった。

ただ、凄く甘いです。

 

店先を見ると別メニューで軽食コーナーがある。

ガラスの陳列で陰になっているが、店の人が一人いて、注文を受けその場で作っている。

先ほど、食べて来たので注文はしなかったが、皆が好んで食べているローカルの店は安くて美味しい。

機会があれば、また報告します。

f:id:kznrDiIndonesia:20220417065257j:plain

店先に軽食コーナー

飲物ふたつで、Rp20.000(157円)を払って店を出た。

 

グーグルマップより情報を添付しました。

    

goo.gl

まだまだ、ジャカルタは奥が深いです。


ランキング参加しています。


人気ブログランキング

にほんブログ村 海外生活ブログ インドネシア情報へ