2022年3月1日 火曜日 祝日(hari Raya)
インドネシアの祝日で会社は休みだが、現場確認のためローカルの人と二人で出かけた。
帰り時間が遅くなり、ローカルの人が「Warungで豚肉が食べれれて、ビールが飲める所があるけど行きませんか?」言って来た。
イスラム教徒が90%のインドネシアで、豚肉を食べてビールを飲もうとすると日本食レストランになってしまう。
イスラム教においては、豚肉もアルコールもNGの食べ物になってしまう。
ジャカルタの日本食レストランに行くとカツカレー、かつ丼等豚肉を使った料理が食べられるし、当然ビールも飲める。
ただ、値段が日本で食べる料金より高くなる。
ローカルのWarungで食事する時の値段からすると5倍以上の金額になる。
そのような条件下での『Warungで豚肉が食べれれて、ビールが飲める所』興味が無い訳がない。
即決で「行こう!」とたどり着いた。
たどり着いたが、Warungが並ぶ道路に車が止まるスペースが無い。
反対側車線に止めて、陸橋を移動して店へ急ぐ。
陸橋からの風景が、凄い。
3車線ある道路の1車線が駐車場になっている。
路側帯に止めてある車とバイクの2重駐車になっている。
この風景、実はジャカルタでは特別で無く、普通に見かける風景で、私設誘導員が車の人からチップを貰って運営されてます。
(日本だと警察の取り締まり上、無理だと思うけど)
店に入り注文して、出てきたKwetiau Goreng(クウェティアウ ゴレン)「平麺焼きそば」。
Mie Goreng(ミー ゴレン)「焼きそば」がお勧めと言われたが、Kwetiau があったのでそちらにした。
Kwetiau Goreng のかなに普通の色と赤色の2種類の硬めの焼豚のような豚肉が入っている。
麺にもっちり感があり、『焼うどん』といった感じで美味しい。
そして待望のビールもきた。
インドネシア標準の常温のビール。
氷を貰って、グラスに氷を入れてビールを冷やす。
驚くほど氷の解けるスピードが速い。
氷をいっぱい入れると『ビールの水割り』になるので、それは避けたい。
『焼うどん』と🍺ビールの組み合わせは、間違いが無い💯。
Warungで豚肉とビールが食べられる理由をローカルの人が教えてくれた。
「横を見て。」
店の壁に十字架とキリスト様らしきの肖像画。
「この店の人がクリスチャンなんですよ。」
ただ、言われないと直ぐには分からないクオリティだと思うが、宗教に対する扱いに感心する。
ビール(大)2本と(Kwetiau Goreng)と(焼豚の盛り合わせ+白ご飯)の全部の合計で、Rp176.000(1,386円)。
Warungでは、レストランで食べるような税金(2種類)が付いてこない。
グーグルマップより情報を添付しました。
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お手頃価格のカフェあるとの事で、その店へ移動。
LEDライトになり、Warung街の道も明るい。
陸橋を渡り、道の反対側へ戻った。
店に入ると若い人たちで混んでいる。
店の中に人が多くいるが、非常に静か。
全員が携帯電話を操作をしている。
静かなのは良いが、異様な雰囲気がする。
店の奥の壁に文字だけのメニューが布に書かれている。
日本の居酒屋のカップ酒のようにコップに並々と注がれてくる。
少しお皿に、こぼれているいるくらい注がれる。
インドネシアの一般的なWarung での飲み物は、混ぜるためのスプーンが突き刺さってくる。
日本だとお皿の上かも知れない。
しかし、こぼれるほど注がれるため、コップに突き刺さっている方が理にかなっている。
私が頼んだものは、Kopi Susu(コピ スス)「ミルクコーヒー」で、ローカルの人が頼んだものは聞き取れなかった。
あまり見かけない色、凄く興味深々だけど何か聞くの忘れてました。
コーヒーとミルクをよく混ぜる。
コーヒー牛乳の色になった。
濃いコーヒーの味が効いたホットミルクコーヒー。
この甘い飲み物を少しづつ飲みながら、携帯を触るのがインドネシア風のカフェの過ごし方。
目の前ローカルの社員も、一生懸命に携帯を操作している。
(ゲームがメインでは無いみたいです。)
と言う私も携帯で写真を撮れせてもらった。
この甘いミルクコーヒーに慣れてきて、今では好みの飲み物。
アイスで無く、ホットなのが、コーヒーの味が感じられて好きになった。
ただ、凄く甘いです。
店先を見ると別メニューで軽食コーナーがある。
ガラスの陳列で陰になっているが、店の人が一人いて、注文を受けその場で作っている。
先ほど、食べて来たので注文はしなかったが、皆が好んで食べているローカルの店は安くて美味しい。
機会があれば、また報告します。
飲物ふたつで、Rp20.000(157円)を払って店を出た。
グーグルマップより情報を添付しました。
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まだまだ、ジャカルタは奥が深いです。
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