2022年2月26日 土曜日
Surabaya(スラバヤ)の高速道路乗り口に近いHARRIS HOTEL を朝8時30分に出発。
高速道路に乗って、快適にジャカルタを目指して走る。
スラバヤを出ると直ぐに平坦な開けた道が続く。
日本の高速道路と違って、路面は悪い。
日本の路面のかなり悪い一般道と同じレベル。
その道を高速走行で走る為、きつくシートベルトを締めないと体の揺れが激しい。
飛行機で、気流の悪いところを通過する時と同じ状況。
土曜日の朝の高速道路で、交通量がまだ少ないので、移動距離を稼ぎたくノンストップで移動を続ける。
Gunung(グヌング)「山」が見えてきた。
稜線がなだらかに伸びて、落ち着いた風景になっている。
インドネシア語でも山と丘の言葉の違いはある。
Bukit(ブキ(と))「丘」。
車窓の風景を見ていて、低い丘のような所をGunung(グヌング)「山」と言っていたら、ロカールの社員から「それは Gunung で無く、Bukit です。」と指導を受けた。
12時なり食事休憩で無く、運転手さんのお祈り休憩でパーキングに入る。
クリスチャンのローカル社員と私は、コーヒーブレイク。
コーヒーの銘柄指定で飲める。
ホットコーヒー系統の値段は、20K、15Kと書かれている。
20K → Rp20.000(157円)
15K → Rp15.000(118円)
私は、トラジャ コーヒー(20K)を頼んだ。
ローカル社員の人が注文した、よく分からない食べ物。
揚げ豆腐に甘いピーナツソースがかかった物で、なぜかゆで卵も入っている。
添えられているライムを絞って食べた。
くせが無く、普通に美味しい。
ピーナスソースと揚げられた食材のバランスが良い。
2個入っている半割のゆで卵の1個を貰って食べた。
「ガジィ・・・」卵の殻が付いている。
それも1円玉の大きさに近い大きい物が、付いている。
日本だとクレームのような話だが、ココはインドネシア ゆで卵なので卵の殻は付いていても不思議でない。
「当たりを引いただけで、何か良いことがあるかも知れない。」のレベル。
このような『お初』の食べ物は、ローカルの人と行動を共にしないと体験できない。
コーヒーショップの隣の店。
Mie Ayam(鶏そば)とAneka Juice(アネカ ジュアィ)「色々なジュース」の看板。
夕方早めにジャカルタに入らないと、渋滞に遭遇する経験が過去2回の出張帰りでしている。
なので昼抜きで、さらに移動を続けた。
道路沿いにモスクのカラフルな屋根が、色々見えてきた。
小さな町の中を高速道路で抜けているみたい。
遅い昼食と運転手さんの3時のお祈りの為、パーキングに入った。
メニューは、店の上の写真。
値段は、どこにも書いていない。
食べ終わっていの清算。
このような形式の店で、ぼったくりの店に出会ったことが無い、日本人の金銭感覚だと特に心配は無いと思います。
注文と後からの何を食べたかの自己申告の清算は、ローカルの人がいないとかなり難しい。
変わった色の卵は、アヒルの卵。
インドネシアではよく見ます。
アヒル:Babek(べべ)は、Ayam(アヤム)「鶏」と同じく多い。
お菓子のようなものをインドネシアの人は、食事の前・中・後 色々なタイミングで、取って食べてます。
なので、食後の自己申告の清算が、インドネシア人で無いとこの駄菓子のような物の名前がわからなく出来ない。
食事をするテーブルのスペースが、未知の体験でワクワクする。
Kacap Manis(ケシャップ マニス)「甘醤油」とSambal(サンバル)とCabe(チャベ)「唐辛子」のペーストがテーブルに置かれたいる。
食べるスペースより品物を置いている場所の方が広い。
これも商法で、インドネシアの人は食事をしながらお菓子のような食べ物を一緒に食べる。
隣にも同じような店が続く。
これがインドネシアのパーキングにあるローカルタイプの食事をするとこ。
インドネシア国内チェーン店の店があるパーキングもあるが、今回のパーキングはローカル色の濃い店だけ。
Mie Bakso Sapi(ミー バクソ サピ)が出来上がってきた。
店の売っている商品の目の前で食べる。
スプーンの角度を変えるとアヒルの燻製卵に当る。
テーブルの雰囲気が、子供の時海へ泳ぎに行った時の『海の家』に似ている。
写真には撮っていないが、座っている椅子の感じも同じような雰囲気で良い。
今の日本ではなかなか無い、この雰囲気が生きている感があってテンションが上がる。
Kacap Manis(ケシャップ マニス)「甘醤油」とSambal(サンバル)をかけた物を混ぜて、食べる下準備を完了させた。
インドネシアの麺、日本のラーメンと全然味が違うけど、凄く美味しいです。
麺も少し固麺で茹ですぎて無くて良い。
ローカル社員が、食事を終えて、下の写真の物を取って食べ始めた。
今まで何回も進められて食べて知っているので、驚かないが。
日本のおかきのようなこの食べ物、・・・・牛の皮の揚げたものです。
特に変わったニオイも無く、牛の皮の揚げたものと言われないと分からない食べ物。
左に写っている物が、取り出したところ。
食感も日本の米から作ったおかきやせんべいの感触。
食べ終わった後口は、当然動物性たんぱく質の感じが残る。
牛もこうして、皮まで全部食べてもらうと本望(ほんもう)だと思う。
ガードが完全に無くなった扇風機が、元気よく回っている。
日本では、危険性を考慮してこのような風景は、今では見ないと思う。
店の人しか近づけない、場所の考慮はされている。
手作り感満載の木の長椅子に座っていると、意外と肩の力が抜けて落ち着ける。
遅い昼食を終われせて、再出発。
急に雲が出て来て、周りが薄暗くなってきた。
雨季の長い移動距離の為、毎回雨降りに1回以上遭遇する。
ジャカルタまで100kmを切った所で、最後の休憩に入った。
太陽は沈んだが、まだ少し薄明かりが残っている。
今回は、少し早めに帰れそうな雰囲気になったので、お祝いを兼ねてインドネシアでは少し高めのスターバックスに入った。
私的には、「スターバックスの紙ストローがどうも苦手で・・・・。」とローカルの人に話すと皆同じ感想だった。
ただ、インドネシアではスターバックスは、高級品扱いでローカルの人は一目置いている居るような気がする。
それもちょっとお洒落なビルのフロワー階で、歩いていて外から良く見える作り。
ジャカルタに入った所で、事故渋滞に遭遇した。
殆ど車が進まない。
2車線の高速道が、4車線になって渋滞が続いている。
日本では、見かけない風景。
約100kmの距離を4時間かけてジャカルタ市内の一般道に降りた。
今回は、早く帰れた思ったが、途中までの時間短縮が全て帳消し。
13時間予定を1時間オーバーして、14時間の自動車旅を終えて、宿舎に着いた。
時計は22時30分を十分に回っている。
高速道路の運転は、Hati-hati(ハティ ハティ)「気をつけて」。
Hati-hati この言葉は、街のいたる所で見ます。
会話でもよく出る言葉。
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