日本で散髪して、3か月以上たっている。
若い時に比べて髪の毛の延びる速さがめっきり遅くなった。
若い時は、1か月行かなかったら大変な状態になっていた。
今は、自分で少しづつハサミで、調整していたら3か月程度は、どうにかなった。
でも、もう無理。髪の毛を切りたい。
日本人スタッフや日本語の通じる散髪屋さんに行き、散髪する手段はある。
それだと、日本より高い金額(5000円程度らしい)で、面白味が全然ない。
私自身は、髪の毛にあまり執着心が無い。
100m離れていたら、髪の毛は、有るか無いか程度しか区別がつかない。
20m程度で、髪の毛は、前を向いているか、後ろを向いてるかの区別の働きで、
5m程度で、ようやくどのような髪型かがわかる。
髪型が、おかしいか・変わっているかは、1mまで近寄らないと分からない。
髪の毛は伸びるので、おかしければ時間が、修正してくれる。
なので、ローカルの散髪屋さんに行こうと色々調べていた。
あまり行ってみたいと思うような散髪屋さんが、見当たらない。
会社の人といつものWarungで、昼といる時「この近くの散髪屋さんで、散髪しました。Rp35.000(276円)。どうです?」
「してほしい髪型の写真を持って行って、これみたいに。」と見せて散髪してもらったらしい。
サイド・後ろが刈り上げになっているが、日本で見る普通の髪型をしている。
インドネシアの人の髪型は、サイド・後ろが刈り上げで、頭頂部がベリーショートの髪型が多い。
営業の人、2名が連れ立って行ったらしい。
Warungを出て会社に帰る時、「ここです。」と店を教えてもらった。
いつもWarungに来る時に、前を通ている店だった。
言われるまで、散髪屋さんだと気が付かなかった。
店を見た時、『この店で、散髪をしよう。』と心に決めた。
2021年11月20日 土曜日 15時
会社近くのローカルの散髪屋へ行こう。
宿舎を出て、City Waik の前の大通りまで歩いて来た。
タクシーが止まりやすそうな少し広くなった所で、タクシーを拾って、名刺を見せてココの住所の近くまで行ってほしい。
「止めてほしい所に成ったら、少し前にKiri-kiri(キリ キリ)「止まって」と言います。」と説明した。
インドネシアで、車に乗っていて止まってほしい時は、Kiri-kiri(左左)で止まってくれる。
これは、30年前に乗合タクシーで憶えた言葉で、現在でも同じだった。
夕方前の渋滞気味の道路を避けて、上を走る自動専用道で、会社方面に行ってもらった。
慣れた道で、説明もうまく出来Rp27.000ちょっとで、目的地近くで降ろしてもらった。
Rp30.000(236円)を渡して降りた。
散髪屋さんの前の道は、大通りから分かれた、あまり大きくない地元道なので、歩いて向かった。
タクシーを降りて、30mほどで散髪屋さんの前まで来た。
店先の写真を撮った。
店の名前を知らなかったので、看板の写真も撮った。
木の葉っぱで、店の名前が分からない。
木の葉で、半分隠れている。でも写真に撮ると何かお洒落な感じがする。
今の「 API 」だと(アピ)と言うインドネシア語はある。「火」。
ガラス越しに店の中を覗いてみた。
先客が1人いて、散髪をしてもらっている。
店に入ると、奥からもう一人のお兄さんが来て、「どうぞ。」と散髪用の椅子をすすめてくれた。
座ると、あっという間に布をかけられ、準備「OK」。
「こちらから分ける?・・・・」言葉は、分からないがゼスチャーでわかる。
「Ya(ヤ)[はい] 」と答えると、バリカンでサイド・後ろと散髪が始まった。
大きめの音楽がかかった店内で、耳の横でバリカンの音、マスク越しにお兄さんが、インドネシア語で話しかけてくる。
ネイティブで無いので、インドネシア語がこの状態で分かるはずが無い。
「インドネシアに来たばかりなので、インドネシア語はまだわかりません。」と少し長めのインドネシア語で答えた。
「わかった。」とお兄さんも返事をしてくれた。
5分足らずで、サイド・後ろが仕上がって、今度はハサミで頭頂部のカットに入った。
10分程度で、散髪は終わった。
髭剃り・洗髪は無し。
眼鏡を外しているので、前の鏡の自分が、どのようになっているのか見えない。
眼鏡をかけて、見ると夏らしい、短めのサマーカットになっている。
でも、全然おかしくない。とゆうか、むしろ涼しそうで、良い出来栄えである。
店のレジで、お兄さんに料金を聞いた。
レジ横のボードを指さして、Rp35.000(236円)。
ボードにRp25.000、Rp35.000、Rp45.000の3つの金額が書かれたあったが、違いは分からない。
「Terima kashi」と言って、店を出た。
散髪が終わって反対方向から写真を撮った。
歩て来た、大通りに向かった方向になる。
木や吊り下げた物にRp5000書かれたものは、隣の店の物。
散髪屋さんには、何も関係なし。
店の名前が、わかった「D’PAPI BARBERSHOP」。
営業時間:10時から21時、日本より終わる時間が遅い。
住所と電話番号もあり。
ちなみに、「D’PAPI BARBERSHOP」でネット検索できました。
ホームページで無く、何かのインドネシアのサイトかも知れませんが、あり。
歩いて大通りまで出て、またタクシーを拾おう。
帰りは、道路の向こう側なので、陸橋で反対側へ移動。
鉄製の陸橋。
これが、鉄板が薄かったり、錆て穴が開いていたりして、怖い。
日本の陸橋と安心感が違う。
抜き足・差し足・忍び足で、慎重にゆっくりと歩いて行く。
陸橋の上からジャカルタの市内方向を見る。
反対の郊外方向。
モスクのとんがり柱が3本見える。
反対側車線のジャカルタ方向。
左に中学校の校舎が見える。
その反対の郊外方向。
歩いていて、穴発見。
今回の穴は、小さい方だと思う。
ダメだろうと思うような、穴を見ることがある。
無事に渡りきれたので、振り返って、来た方向の写真を撮ってみた。
板が薄いので、歩くとポコポコなる所が、有ります。「足元注意」
渡り切った所から、会社横のモスクが見える。
陸橋を渡り切って、少し歩くと雨が降り出した。
建物の軒下で、雨宿りをしているとバイクの人に「ビニルカッパ」を売るおいちゃんが出現した。
ビニル袋タイプのカッパで、バイクが走っている。
暑い所なので、本格的な厚手のカッパは、あまり見ない。
雨が小降りになって、少し移動して、無事タクシーが拾えた。
「City Waik へ行ってほしい。」と言ってタクシーに乗った。
すると今度は、前が見えないくらいの大雨。
雨季に入って、15時あたりから夕方にかけて、良く雨が降るようになった気がする。
散髪の時間が、10分程度なので、次回は昼休み食べに出たついでに散髪が出来る。
髪の毛なんか、あまり気にして無いと書いたが、本当は凄く不安だった。
市内でたまにモヒカンみたいな頭の人を見るので、モヒカンや坊主頭にならないか内心は、ビクビクものだった。
これで、インドネシア生活の散髪の悩みも無くなった。