待機ホテルを出られる8日目の朝が来て、朝食も来た。
昨日のPCR検査の結果は、まだ来ていないが、部屋から出なく人とも接していないから、自分自身が元気ならおそらく陰性だろう。
5月に初めてインドネシアに来た時は、PCR検査も余り受けたことが無かったので、ホテル退出のPCR検査の結果待ちは、凄く不安だった。
今回は、PCR検査等をもう10回以上受けてきて、自分の体調もいたって健康なので、不安が無い。
不安があるとすれば、検体の間違いくらいしかない。
今回の朝食は、今まで見たことが無いくらいキノコがのっている。
それと小さいカットされていない、丸のままのジャガイモ。
キノコは、好きなので嬉しい。
パッと見て、しめじかと思ったら、長めの軸が付いたマッシュルーム。
フランス名シャンピニオンだ。
40年前、OUT DOOR と言う言葉がまだ市民権が無かったころ、OUT DOOR雑誌で、森に行って焚火で、「シャンピニオンをバターで炒めて、レモンをかけて食べる。」的な記事が載っていて。
シャンピニオンと言う言葉が、ひどくお洒落だと感心して調べた事がある。
その時に「マッシュルーム」とわかると「なんだ。」とがっかりした記憶がある。
言葉の響きに感銘を受ける年ごろでした。
それ以来、マッシュルームを見ると同意語的に頭の中にシャンピニオンの言葉が、出てくる。
また、関係ない話に脱線してしまった。
今回は、食事が1食なので、お許しください。
このくず芋的なジャガイモの処理の仕方に関心する。
日本にいる時に隣の人が、農地の一部を貸してくれて、ジャガイモを育てた事がある。
その時に、お皿に載っているいるような、小さいジャガイモが出来てして、処理の仕方が分から無く、捨てしまっていた。
皮ごと茹でて、油で炒めれば、食べられる。
インドネシアでは、サンバルソースをかける大前提があるのか知らないが、ジャガイモに塩・胡椒の処置がされていない。
ただ、皮つきの茹でたジャガイモを油で、炒めているだけ。
サンバルソースをかけて、食べると十分美味しい。
こんなに小さいと皮を抜くと、ジャガイモが無くなってしまう。
日本で、機会があったら作ってみよう。
その前にサンバルソースは、必要です。
最後の食事で、卵にはトマトケチャップ。
ジャガイモ他は、サンバルソースの自分の理想ソースが出来た。
最後が決まると何か嬉しい。
5月の入国初期のころに書いた記憶があるが、インドネシアでミカンは、貴重なフルーツのような気がすると。
実は、インドネシアでミカンは、どこにでもある。
ただ、このミカンのような日本で言う「早生みかん」のような黄緑色が多い。
スーパーに行けば、ミカンはいつでもある。
屋台の生ジュース屋さんでもある。
インドネシアのフルーツの生産量で言えば、3番になる。
バナナ、マンゴ、ミカンの順で、4番目がパイナップル。
誰か偉い人が、1番で無いとダメですか、2番ではダメですかと言いていた。
その次の3番だから覚える必要もないかも知れない。
山だと富士山は誰でも知っている。
三番の奥穂高岳と間ノ岳が、同じで2つもある。このあたりになると山関係者になる。
cm単位で言うと違うが、山は変化するので、m単位で表示され、同じとされている。
若い時、山に興味があったので、若い時の記憶は忘れない。
山の高さなど覚えていても、何の役にも立たない。
クイズ番組くらいかな?
「山」と「岳」の定義も一般には余り知られてないような気がする。
それまで、書くとオタク感が出すぎるので、やめます。
60を過ぎると、新しくインドネシア語が、頭に入ってこない。
昔覚えた言葉の記憶が、呼び戻っているだけみたい。
ただ、覚えようとしているだけあって、ボケは少ないかも知れない。
「PCR検査の結果が出たので、ロビーまで来て、チェックアウトしてください。」と電話連絡があった。
電話でのインドネシア語も雰囲気で、分かるような気がしてきた。
ロビーまで行くと壁際に、見慣れない綺麗なランがあった。
東南アジアは、日本ではあまり見かけないランが多い。
ランの産地の地域だけあって、色々なランを見る機会が多い。
ランの雰囲気に、トロピカルさを感じさせる。
チェックアウトをするロビーの雰囲気。
左の壁際に先ほどのランの鉢がある。
PCR検査の陰性証明書と預けていたパスポートを受取って、チェックアウトした。
会社の運転手の人と新しい宿舎へとホテルをあとにした。
不時、待機ホテルを出ることができ、解放されました。