ノリオのインドネシア赴任日記

2021年5月からインドネシアに赴任になった62歳、国内移動からコロナ検査を受けてインドネシアへ出国赴任まで 

中華街のGlodok(ジャカルタ)の市場へ出かける

2024年12月26日 木曜日

Glodokの中華街で、買い物をしようとバスに乗った。

バスを降りて中華街の門をくぐると、いつも歩いていた歩道が一変している。

歩道に店が出来て、ほぼ歩けない。

中華街の門を越えて

ローカルの荷物を運んでいる人の後ろをついて歩く。

前の人の後を歩く

吊り下がった商品に気を付けて抜けていく。

通路が狭くなる

見慣れない商品の中を通り抜けていく。

商品の中を歩く

「中国の春節は、まだ後なのに今?」と疑問を感じながら進む。

インドネシアの祝日に「中国の旧正月」がきちんとあるのに・・・。

あと少しで通り抜ける

大通りを抜けて、店の有る側道に入った。

いつもより商品の並びが多い。

店のようす

軽い気持ちで、野菜を買いに来ただけなのに、目に赤色と金色がいっぱい入ってきて、頭の中が中国のお正月気分。

赤色と金色で埋め尽くされる

いつもは見向きもしない中華食材を売る店を覗く。

中華の食材屋さん

乾燥ナマコを売る店、いつも見るより袋が大きなビニル袋になってる気がする。

日本で乾燥ナマコを買った事が無いが、超高級品のイメージがある。

乾燥ナマコを売る店

乾燥ナマコを接写してみた、見た目がちょっとグロテスク。

生ナマコで作るナマコ酢は好きで、日本にいる時によく食べていた。

乾燥ナマコは、一度だけ食べたことがある。

33年前インドネシアのバリクパパンで半年仕事していた時、本格中華屋さんでの経験。

当時は、今のようにその場で調べる事が何も出来ない環境での出来事。

ネット・スマホなど無い、頼りは自分の頭の知識だけ。

中華屋さんのメニューは、中国語とインドネシア語だけで写真なし、日本人なので漢字で雰囲気を想像して注文していた。

ある時「海鼠」の文字を見つけて、「海のネズミ何それ???」となった。

値段を見ると飛びぬけて高い、「高価」=「おいしい」の理論で注文してみた。

出てきたのは、野菜の中に竹輪のようなものが入っていて、あんかけでまとまっていた。

食べてみるとスポンジで出来た竹輪のようなものが、「海鼠」だと推測は出来た。

そのスポンジの食感は、好みで無かった。

月日が経って、日本でクイズ番組を見ていて「海鼠」=「ナマコ」を知った。

それ以来私の頭の中には、乾燥ナマコ➡海鼠➡スポンジの記憶が出来た。

乾燥ナマコ

Kepiting(クピチン)「カニが綺麗に並ぶ。

カニが売られている

Rebung(ルブン)「タケノコ」が並ぶ。

インドネシア料理ではタケノコはあまり出会わない、中華街だけの出会いだと思う。

ただ、日本のタケノコと違って、大きくて硬そう。

タケノコがある

奥まで進み、店が少なくなってきた。

この道幅をバイクが一方通行で無く、相互交通で行き交う道を歩く。

インドネシアで生活するとバイクとの出会いは多い。

この辺りでUターンして、引き返す。

通りの奥の方

行き付けになった八百屋さんに行って、目的の野菜を買うために道を戻る。

引き返して

いつもより多くの野菜を買った。

買った野菜を抱えて、大通りまで出てきた。

大通りまで出た

通路と呼べない、狭い所を逆戻りして帰る。

店の中を突き切る感じで進む、これも東南アジア醍醐味?

普通に広い歩道があった所に仮設の店、日本も昭和30年代はこんな感じだった気もする。

バス停へと向かう

無事、荷物と共に部屋にたどり着いて、ビニル袋を流し台に並べる。

エコバックの取っ手が破れそうな位重く、エコバックの下から抱えて帰った。

中華の正月気分に感化されて、いつも以上に買った。

上野のアメ横に居る気分で、店の人に勧められるままに購入した。

買った野菜のビニル袋

野菜を取り出して並べる。

このエコバックに、これだけ全部が良く入ったと感心する。

ビニル袋から出して

Sawi hijau(サウィ ヒジャウ)「青菜」は買ったあと、サービスで足してくれて大量になった。

青菜

Terong(テロン)「なす」とLobak(ロバッ(ク))「大根」も購入。

ローカル市場の商品としては、どれも鮮度が良くてきれいな野菜たち。

ナスと大根

Sawi putih(サウィ プティ)「白菜」とTomat(トマッ)「トマト」とBawang putih(バワン プティ)「ニンニク」も購入。

白菜・トマトとニンニク

初めてこの店に訪れて時に、Jahe(ジャヘ)「ショウガ」を買った事がある

それを店の人が覚えてくれていて「ショウガ、またいる?」の一声で、また買った。

でも、部屋にこのサイズがまだあった。

ショウガ

Wortel(ウォルトゥ)「ニンジン」とKacang buncis「インゲン豆」

このインゲン豆の3~4倍長い豆も存在する。

名前も長い豆を意味するKacang panjang。

Kacang :豆、panjang:長い

インゲン豆も軽くひとつまみ買っただけなのに、サービスで倍の量になっている。

店で計ったあと、店の人がひとつまみビニル袋へ入れてくれた。

ニンジンとインゲン

今回の購入金額合計はRo170.000(1,635円)。

前回買った物より量的に多くなったが、金額はRp10.000(96円)アップのみ。

左:前回(Rp160.000)  右:今回(Rp170.000)

大量購入の野菜は、浅漬け・塩もみ・おひたし等保存できるように処理をして使い切りました。

極力油を使わない料理法で、自炊しているので体と財布に負担が少ないです。

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