ノリオのインドネシア赴任日記

2021年5月からインドネシアに赴任になった62歳、国内移動からコロナ検査を受けてインドネシアへ出国赴任まで 

ジャカルタのローカルスタッフへのお土産でNG発生

2023年7月24日 月曜日

ジャカルタの事務所には色々な部署のローカルスタッフが総勢51名ほどいる。

3名を除いて、全てイスラム教徒。

イスラムの世界では、豚肉がダメなのは知っていた。

日本への一時帰国を数回経験して、お土産の材料にゼラチン乳化剤イスラム的にNGなのは体験した。

但し、大豆由来の乳化剤は、大丈夫なのは教えられている。

以上を踏まえて、日本よりのお菓子のお土産を買って来た。

今回持ち込んだ「サラダせん」・「ごま油香る塩味」の一般的なせんべい

日本で買ったせんべい

小袋に2枚入った物が、8袋入っている袋入りのせんべい。

51人のばらまき用に良いと思って7袋も買って来た。

2枚x8袋入りのばらまき用

漢字の読めるローカルスタッフが恒例の材料チェック。

「材料に鶏肉を含むとなっているので、食べられません。」

「え。鶏肉は大丈夫でない?」

「ハラル認証の無い肉はダメです。」

イスラムの決まりで殺した肉で無いとダメなんです。」

ばらまき用のせんべいがNGになってしまった。

クリスチャン3名と日本人限定のお土産になってしまった。

裏の原材料名

次に取り出したのは、「じゃがりこ」のサラダ味、サイスはLサイズ。

日本のスーパーの売り場で、念入りに成分のチェック済。

こちらは、肉類の表示は無い。

じゃがりこサラダのL型

再度、裏側の成分表をチェックしてもゼラチン・乳化剤・肉表示が全てない。

「これは良いでしょう?」とチェックマンに手渡した。

「ゴメンナサイ、この会社の製品最近ダメになりました。」

「えぇ~、ゼラチン・乳化剤・肉入ってないよ。」

「Ca〇bee」の会社は、製造ラインにNGな物があり、食べられないです。

「以前は良かったですが、最近ダメになりました。」

「ハラル確認のアプリがあって、ハラルマークの無い日本の物はこれでチェックしないと食べられないです。」と言う。

そこまでは判らない・・・・。

今回は、ばらまき用のお土産が全滅。

裏の成分表

あらためて日本の食べ物の材料を見ると、添加物の数の多さに驚く。

イスラム教の食へのこだわりも凄いけど、日本の添加物の多さも凄い。

【追伸】

以前ローカルスタッフに日本の穴あきコインを見せて記念にあげると

「今度、日本に帰ったら穴あきコインをくれませんか?」とリクエストを受けていた。

なので、ビニル袋に5円硬貨を大量に持ち込んでいた。

1人に2・3個渡しても余るくらいある。

お土産の代わりに皆に5円硬貨を配った。

意外と受ける。

世界でも穴あき硬貨は、少ないのは聞いていた。

でも、次回のお土産はどうしようか・・・。

悩むところではある。

存続が危ぶまれる。

 

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