ノリオのインドネシア赴任日記

2021年5月からインドネシアに赴任になった62歳、国内移動からコロナ検査を受けてインドネシアへ出国赴任まで 

現場で究極の選択の弁当 (Lele 弁当)

2022年7月26日 火曜日

早朝の電車で、現場近くの宿舎に到着して、少し休憩をして現場に入った。

ローカルの協力業者の人達が、現場着工の時に記念で植えたパパイヤとキャッサバが大きく育ている。

手前がキャッサバで、奥がパパイヤの木。

パパイヤは、50cmくらいの苗木から2m50cm程度まで育っている。

赤土の栄養分ゼロのような土地で、1年で良く育ったものだ。

育ったパパイヤ

パパイヤの先端を見ると花が咲いている。

先端に花が見える

よく見ると実はまだ出来ていないが、出来そうな感じがする。

パパイヤの花が咲く

仕事が、夜遅くまでかかりホテルにまだ帰られそうに無いので、現場で弁当を買いにくことになった。

食べ物の種類を聞いた。

この答が「Ayam atau Lele」日本語言うと「鶏かマナズ」。

Ayam は私の物心がつく頃のトラウマで、絶対に食べれない。

ニワトリの映像や写真も直視できないレベルで、食べられない。

もう一つの選択肢の『ナマズ』は、いままで食べたことが無い。

私のナマズのイメージは、下のような感じ。

ナマズ=泥の中に住んでいる=泥臭い=泥臭くて食べられない=食べ物で無い

頭の中に、ナマズの言葉の五段活用が速攻で浮かんだ。

それを食べる・・・😆😨😰😱🥶。

生まれ育った愛媛では、近くに海があり、新鮮な海の魚をよく食べていたが、川の魚は食べた事が無い。

生まれ育った場所の川のイメージが悪く、川は汚れているイメージが強い。

ウナギでさえ20代をかなり過ぎてから初めて食べた。

川魚を食べる習慣が無かった。

 

本当は、「晩御飯抜きで良い。」と言いたかったが、ローカルの人達は大食いでは無いが、確実に毎食必ず食べる。

その中での「マナズ弁当」の選択決定。

 

お弁当が到着して、おかずとご飯と野菜の入ったビニル袋を受取った。

まずは、メインのLele(レレ)「ナマズ」が入った包みを開ける。

オープン!!

「ワ~~ォ😱 黒い物が2つテンペゴレン。」

テンペゴレンは、美味しそう。

まずはナマズの包み

野菜が別の小さなビニル袋に入っている。
Timun(ティムン)「キュウリ」、Kol / Kubis(コル / クビス)「キャベツ」、Kemang(クマンギ/クマギ)の3種類が詰め込まれている。 

それと自家製のサンバルソース的な物。

ナマズと野菜の包み

ご飯も別の紙包に入っている。

手で食べるので、熱々では無い。

ご飯の包み

全部を揃えるとこんな感じ。

みんなが、右手を使って美味しそうに食べ始めた。

日本人の私一人だけが手つかずで、にらめっこ😐。

ローカルの人が「美味しいですよ」と勧めてくれた。

ワザワザ買って来てくれたのを食べないわけには出来ない。

覚悟を決めて 実食

マナズを一口、かぶりつく。

「・・・アレ???」

「凄く美味しい😀😄😋😍」

臭みなど全然ない、カラッと揚がっていて、表面はカリカリ中はしっとり、衣の味が凄く美味しい。

身離れも良く食べやすい。

味は、美味しいカレイの唐揚げと同じ。

衣の味が良いので、ヒレ関係は「おいしい骨せんべい」の感覚で美味しく頂ける。

最後は、Kemang(クマンギ/クマギ)の葉っぱを食べながら、口直しで完食。

3つの包を揃えると

とても美味しく、食べ終わった結果は、写真の通り。

目から鱗』の出来事をまた経験した。

ナマズの概念が、完全に変わった。

食べ終わった状況

翌日も同じくい忙しく、晩御飯の手配をしてもらった。

今度は、ためらいなく「Lele(ナマズ)」で決定。

ナマズ弁当を美味しく頂いたあと、日本語のできるローカルスタッフと「Lele(ナマズ)は美味しいね。」と話していたら、衝撃の告白。

そのローカルの人の個人的感想で、「Lele(ナマズ)は美味しいけど、ナマズは毎日は食べないです。」

ナマズは、どんな所に住んでいるか分からないので、私は時々食べます。」とのご意見。

それを聞いて、私も同感してその後は意欲的にはやめました😣🤣。

 

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