ノリオのインドネシア赴任日記

2021年5月からインドネシアに赴任になった62歳、国内移動からコロナ検査を受けてインドネシアへ出国赴任まで 

6回目の長期出張 インドネシア国鉄にて移動

2022年7月26日 火曜日

早朝の日本国内の始発便にて羽田に移動して、その日中にジャカルタに到着した。

中1日を置いて、インドネシア国鉄KAI)にてジャカルタより現場近くのラモンガン駅へ電車移動。(KAI:PT Kereta Api Indonesia)

今回は、3週間近くの長期出張のために、運転手同行は出来なく、電車移動になった。

電車の移動時間は、9時間と聞いている。

車の13~14時間よりは短い。

始発駅のStasiun Gambir (ガンビル駅)より19時発に乗る為に1時間前に着いた。

駅構内をひと通り回ってみた。

日本の駅弁のようなものは売っていないが、色々な食べ物の店はあった。

しかし、買った店は、コンビニのローソンでオニギリと飲み物。

チャレンジ精神『ゼロ』、初めての電車旅で内心は凄く緊張している😶。

今回初めて一緒に行く相棒のインドネシア語しか出来ない、ローカル社員を待っている。

出発20分前に相棒のローカル社員が到着。

初めての電車旅で、手順が何もわからないので、ローカル社員の顔を見て一安心😅。

私の顔を見るなり「お祈りをしていないので、お祈りをしてきます。」

「エ~~😱😱😱、どこにそんな余裕がある???」と言葉を交わすことも無く、どこかに消えてしまった。

会社からもらった、コピー用紙のE-チケットは手元にあるが、「これ、本当のチケットに変える必要があるはず・・・😅😨😰」

 

電車出発の10分を切った時に、どこからともなくローカル社員が戻って来た。

改札口横当たりの機械を指さして、「あそこの機械で、チケットに変えます。」と言って本当のチケットに変えて来てくれた。

「時間ないよ。」と言って、ローカル社員を急かせて、電車に向かった。

Stasiun Gambir (ガンビル駅構内)

A4のコピー用紙に印刷したE-チケットから本当のチケットに変わった物😂。

この写真は、電車旅が終わってから、落ち着いて撮りました。

チケットを受取った時は、時間と精神的に余裕無し。

本当のチケットに交換

電車は、満席でローカル社員とは別々の通路側の指定席。

荷物を棚に置き、小さい荷物は足元に置いた。

アナウンス無しにいきなり出発😱。

これ、ギリギリで駆け込みだったら、乗れてなくない????

頭の中に『?』がぐるぐる回っている。

乗車したところ

席の上に置いてくれていた、密閉されたビニル袋に入ったブランケットがある。

取り合えず、足元の荷物の上に仮置きした。

封印されたビニル袋に毛布

インドネシア様式の単相220V50Hzのコンセント2口が窓際の席にある。

隣席に知らないローカルの人が居るので、ちょっと使いずらい。

窓際席に220Vのインドネシア式コンセントが2つ

電車旅があるのは決まっていたので、日本のダイソーで空気枕を調達してきた。

シート幅と奥行きはかなり余裕がある。

前の人がシートを倒しても全然余裕がある。

シートの状態

電車の出発早々に何かが配られた。

受取って見ると、KAIマーク付きの収納ケースに入った、マスクと濡れテッシュ。

マスクが配られる

鉄道マニアだといるのかな? ゲスな勘ぐり。
取り合えず、記念にお持ち帰り。

貰ったマスク

車内販売で紙箱に入ったお弁当を売りに来た。

『Nasi dan Ayam goreng』(ナシ ダン アヤム ゴレン)「ご飯と揚げ鶏」の1種類のメニュー。

ほぼ想定内の出来事で、出発駅構内のコンビニで買ったオニギリで、夕食は済ませた。

売れ行きは、乗客の20%程度の購入。

実は、駅構内の店屋さん、意外と多くて種類も多い、なので意外と皆さん持込の人の方が多いかも。

車内販売

肘掛けに収納されたテーブルを出して、オニギリ🍙と飲み物を食べる。

オニギリなので、テーブルは不要だったが、どんなものか使って見たかった。

オニギリ3個を置くテーブルとしては、十分でしっかりした作りだった。

肘掛けから収納式のテーブルが出せれる

電車の中にゴミを捨てる場所が無い😱。

乗務員のゴミ回収の人が、ゴミを集めて回ってくれる。

背中に役割「ON TRIP CLEANING」を書いた服を着ている。

ゴミ集めの乗務員の人

晩御飯を済ませ、落ち着いたのでシートを倒して、フットレスト出して、リラックスモードにしてみた。

シートの幅も広く、足元のスペースも十分ある。

日本の飛行機のような、シートを倒せない風習は全然無い。

みんな、最大限にリクライニングさせて、休憩モードに入っている。

日本の新幹線のような乗り心地は無いが、車移動の時のようなシートベルトをしていないとシートから落ちそうなことは無い。

想像していたよりも快適空間を満喫できそう。

フットレストを出してみた

車内の先頭に音声を消したテレビ放送をやっている。

特に興味が無いので、何の影響も無い。

テレビの上に車内温度を表示している。

『25℃』 

飛行機の中より寒い感じ。

足元に2つ折りにしたブランケットを置いて丁度良い。

周りのローカルの人達は、長袖の服に上着を着た人もいる。

日本人が寒さを感じるくらいだから、結構な寒さだと思う。

車内のテレビと温度表示

ジャカルタ時間22時に車内照明が落とされて、『お休みモード』に入った。

消灯時間

トイレを兼ねて、席を立って、車内探索。

車両を出て、デッキに行くと出発駅から到着駅までの各駅名のプレートがあった。

デッキにある駅案内

その横に禁止事項の案内。

禁止事項のサイン

隣の車両に行くと売店があり、先ほどの車内販売で売っていた弁当があった。

コーヒーなどの飲物も売っている。

売店の隣の小さな部屋に『Mushola』(ムショラ)「礼拝堂」の文字。

ただ、乗務員の人が横なっていた。

売店車両

売店車両の端に目的のKamar kecil (カマル クチル)「トイレ」があった。

高速道路、空港等は、Toilet(トイレット)と表示されているのに、電車はインドネシア語の『Kamar kecil 』が使われていた。

Kamar kecil (カマル クチル)

ドアを開けてみて、広いのに驚き。

広いトイレ

用事を済ませて、席に戻って休憩。

真夜中に途中駅の『Stasium Semarang Tawang』(スマラン タワン駅)に着いて、隣の席の人が降リて行った。

Stasiun  Semarang Tawang (スマラン タワン駅)①

真夜中なので、駅のホームにはあまり人がいない。

Stasiun  Semarang Tawang (スマラン タワン駅)②

隣の人が居なくなって、コンセントが使えやすくなったので、さっそく携帯電話を充電。

コンセントから充電

真夜中のStasium Lamongan (ラモンガン駅)に3時54分着予定で、電車が無事到着したので降りた。

現場の日本語の判るローカル社員に深夜の迎えをお願いしていた。

現場近くの宿舎から1.5時間かかるので、寝ると起きれなかったら大変なので、今日はまだ寝てないらしい、申し訳ない😆🙏。

また、1.5時間ほどかけて現場近くの宿舎に戻った。

 

電車移動の疲労感は、車移動の半分くらいに感じた。

車移動の山道が無いのと、高速道路の凸凹の揺れが無いのが楽な要因のような気がする。

 

今までの日本語が話せるローカル社員は、みんな日本で仕事をしたことがある人で、日本時間をわきまえてくれている。

日本時間:5~10分前の余裕行動。

それが、純粋なローカル社員になると予定時間+5~10分後が標準的。

 

電車旅とその後の長期出張を振り返って、それぞれの待ち合わせにおいて、その差10~20分ある。

いくら言っても直らない。

まあ、こんな感じで頑張ってます😂🤣😜。

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