2021年10月14日 木曜日
今日は、仕事の関係で、会社を出てSentul(スントゥール)へローカル社員と運転手さんと合計3人で来た。
今日のメンバーは、私を含めて全員日本語が話せられる。
客先の相手の人も日本人だった。
13時待ち合わせのために早めの昼食を取ろうとローカル2人におまかせで、インドネシア料理店に行った。
ロカールの人の紹介の店は、日本人では思いもつかない(言葉が分からないので、行けれない)所に行くので、楽しみである。
今回の2人は、珍しくクリスチャンなので豚肉が食べられるので、豚肉料理屋さんへ行くことになった。
店に着くと言葉だけのメニューで、写真や食品サンプルなど当然ない。
ローカルの2人に大筋の好みを言って、注文してもらった。
「サロンパス味のジュース飲んだことある?」と同行の子に聞かれた。
「いや、無いよ。」と答えると。「飲んでみる?」
サロンパス味のジュース ・・・・・・?
よく意味が分からない。
取り合えず、「飲んでみたい。」
それで、出てきたのが下の写真のジュース。
氷の入ったコップと一緒に持って来てくれた。
会社の子が、ビンの口を一生懸命にテーブルにあるテッシュで拭いてくれた。
インドネシアでは、直接口にするスプーンやフォークをテーブルのテッシュで、綺麗に拭いて使う事が多い。
衛生面でするらしい、店の人に失礼な気がするが、ローカルの人がするので、一緒にWarungなどではしている。
初めて、見る飲み物だ。
Badak インドネシア語で「サイ」の文字が書かれている。
絵を見ればわかる。
先に失礼してジュースを飲んでみた。
「・・・・・・・・・・・・・サロンパス !!!!」
サロンパスの味以外、無しもしない。
頭の中を「サロンパス」の文字が、ぐるぐると回っている。
進めた社員の子が、「私の出身の北メダンの飲み物で、珍しくここで売っている。」
と日本語で教えてくれた。
「この、飲み物は、ジャカルタでも見たことないよね。北メダンだけよ。」と教えてくれた。
「豚肉を食べると油があるので、この飲み物で、口の中をさっぱりさせる。」との説明。
この味は、さっぱりどころか、白紙にリセットするほどの威力があると思う。
「日本人に進めると、みんなびっくりする。でも、手が止まる。」と教えてくれた。
私も、美味しい飲み物ではないが、珍しい物が好きな私は、出会えられて嬉しかった。
「珍しい味で、好きな飲み物だよ。」と答えると進めてくれた子も「そう。」と喜んでくれた。
後で、詳しく調べようとビンの下の小さな印刷も写真に撮った。
インドネシアにも久光製薬の工場がありサロンパス🄬の名前も市民権がある。
サロンパスジュースで、昼食を忘れていた。
注文した3人分のそれぞれの食事が届いた。
注文してくれた私の料理は、2種類の豚肉が乗った麺料理だそうだ。
赤い容器のスープを白い容器の麺にかけて食べるらしい。
スープをかけてみた。
教えてくれないと、つけ麺にして食べるところだった。
日本のラーメンのような、美しさは無い。
でも、スープの味が、日本に無い、あっさり味なのにコクがあり、非常に美味しい。
豚肉もとろけるタイプでなく、よく噛むタイプだ。
噛めば噛むほどうま味が出る。もう一つの豚肉は、甘みがあり味の変化がある。
それと麺の茹で具合が絶妙で、少し硬めのベストな状態で仕上がっている。
食べる瞬間にスープをかけるのは、麺への思いやりなのだろうか、個々に美味しい物がひとつに集まると、非常に美味しくなる。
この麺料理は、日本に持って来ても絶対に流行る味だ。
美味しくて、瞬間で食べきってしまった。
美味しかったので、どの料理を頼んだのか、メニューを見て教えてもらおうとした。
教えてもらったメニュー。
Mie (ミー)「麺」だけは、わかる。
下から3つ目か4つ目だったが、わからなくなった。
ひとりで、このレベルの店には、まだ行けないので、Tidak apa-apa。
言葉と物が一致しない店に入るほどの勇気は、まだない。
3人の食事と飲み物で、Rp150.000(1,181円)でお釣りがくるくらいです。
3人で1,000円程度です。
ローカルの食べ物屋さんに入ると色々発見や初めて食べる美味しい物があり、ワクワクする。
会社に帰って、私の横に座っている子も実は、北スマトラ出身なのを知っていたので、今日の「サロンパス味のジュース」の話をしてみた。
「サロンパス味のジュースは、子供のころよく飲んでいました。」
「子供のころは、そのジュースにオレンジ味とか他の味もありました。」
「・・・・・・・・凄い。」
サロンパス味だけでも凄いのに、それにオレンジの味がプラス。
もう、想像が出来ない。
頭が、ショートしそう。
帰って、ネットで調べても、このジュースの事は、あまり出てこない。
沖縄の「ルートビア」なるものがいっぱい出てくる。
あまり、知られていない貴重な飲み物に今回は、出会えられて嬉しかった。
【余談】
沖縄に同じ飲み物があるのが分かって、なんとなく理解できた。
沖縄の言葉とインドネシア語は、同じ言葉が結構あることは気になっていた。
マタハリ、チンタ、サマ、シャンプル・・・・。
直ぐに思いつく言葉でも、いくつかある。
のりお
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