2025年1月3日 金曜日
正月三が日の一食くらい、日頃食べてない物を食べたいと、日本から持ち込んだ食材をまとめて入れている箱の中を探した。
「築地 銀だこ たこめしの素」が目に入った。
自分でスーツケースに入れた記憶が無いので、スーツケースに追加で入れてくれた物と思う。
箱の右上に「謹製」と書かれている。
日本人なのに、「謹製」の意味がよく分からない。
年賀状でよく見る「謹賀新年」の謹と同じ文字が書かれている。
もう、それだけでお正月の雰囲気がする。
ちょっと気になり、調べてみる。
「謹製」=「つつしんで作ること」
やはり、何となく「お正月」っぽくて良い、早速作ってみる。
炊飯器を取り出してきて、準備をする。
炊飯器は、最近ネット販売で買ったインドネシア製の炊飯器、外の柄がバテイック柄。
👇 ネット販売で買った時の投稿です
kznrdiindonesia.hatenablog.com
箱の裏を見て、内容を確認する。
モスリムで無いので、成分的には気にしない。
もし、これをモスリムの人に、土産として渡す場合はNGになる。
一番気にするのは豚肉関連だが、それは入っていないので「OK」。
中級レベルのチェック項目は、乳化剤・ゼラチンは「NG」なので、この品物はゼラチンが入っているのでダメになる。
上級レベルは牛・鶏でも、ハラルマークが無いと「NG」。
初めて聞いた時に「どうして???」と聞いた。
「イスラムの決まりで処理をしていない肉は全てNGです」と言われた。
その時「お土産は無理」と心の中でつぶやいた事を思い出す。
日本製品は添加物いっぱい、〇〇エキス等の添加物も色々入っている。
作り方の部分を再チェックする。
いたって簡単で、問題無し。
箱から中袋を出す。
シンプル過ぎる中袋が入っているだけ。
ジャカルタに来て、長粒米のインディカ米を美味しく炊く、我流の方法を生み出した。
自分自身が食べるだけなので、漬けおきとかの手間は省略。
お米の洗米も内窯で行い、極力洗い物は少なくする。
それは、炊き上りのご飯から来る嫌なニオイが無く、日本米のようなしっとり感を追求したもの。
内窯に入れたお米(2合)を湿らすために水道水を入れて、少し水が残るほど残して、直ぐに捨てる。
少し残った水でお米の表面を削る気持ちで研ぐ。
20秒くらいすると、米ぬかのようなニオイがしてくる。
更に続けてよく研ぐと、研ぎ汁が牛乳のような濃い白い状態になる。
水を入れて、お米を洗い流す。
これで2回、洗った状態。
3回くらい洗い流すと水が透明になる。
水を3~4割多めいれて、いつも炊いてます。
日本米だとベトベトの状態だが、インディカ米はそれほどベトベトにならないで、日本米のように水分多めで炊き上ります。
あくまでも、参考意見です。
今回は、「たこめしの素」を追加で入れる。
説明書に書いている通りに、混ぜてお米となじませる。
ほぼ具材が入っていないので、急遽冷蔵庫から下処理を済ませたエノキダケを加える。
事前に石付をカットして、エノキの房を小分けに分けて、冷凍していたもの。
キノコ類は冷凍保存していた方が、成分的に吸収し易くなって良いとの情報より、作り置きをしている。
キノコを腐らす心配が無いので便利。
ただ、冷凍焼けしないように、早めに使うようにはしてます。
三等分にカットして、入れる準備完了。
炊飯器にエノキを入れて、あとは炊飯器のボタンを押すだけ。
炊飯のONスイッチが一つあるだけの、超シンプル設計。
炊飯器のフタに穴があって、入れ過ぎた水が噴き出る。
なので、水を入れ過ぎても最悪の状態には成らない親切?設計。
炊き上ると保温機能も無いので、あとは電源が切れるだけ。
必要最低限の機能しか無い、新品で約1600円の炊飯器、結構気に入ってます。
15分程で炊き上って、15分程置いてフタを開けた。
しゃもじで、全体を混ぜてほぐす。
お茶碗が無いので、味噌汁用(日本のダイソー製)につぐ。
(不要になった時に、躊躇なく捨てやすい。)
見た目、標準的な炊き込みご飯ですが、タコの風味・味が良く効いて凄く美味しい。
2合のお米が炊飯器いっぱいになって、3食分くらい出来たと思いましたが、美味しくて一回目で半分以上食べて、二回で完食。
おかず無しで、炊き込みご飯だけで十分頂ける美味しさだったです。
日本とジャカルタの環境の違いは、あるかもしれません。
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