2025年1月2日 木曜日
日本メーカーの人から、海外向けに作ったと言うカレンダーを貰った。
外から見ると特に変わりのない普通のカレンダー。
ビニルから出すと、英語でタイトルが”Hatakeyama Collection”と書かれ、下に説明書きがも英語で書かれている。
”Hatakeyama Collection”をネット調べると、東京にある私立美術館で畠山記念館と出てきた。
記念館のオーナーと企業名が一致するので、間違い無い。
よくある日本の風景や品物を英語で説明したカレンダー?
カレンダーをめくって確認してみる。
一枚めくって一月分を見る。
純和風の作品の絵が付いている。
次の二月のページには、香合の写真がある。
私のジャカルタ生活では、使わ無い代物だ。
三月は、茶道で使用される茶碗が撮られている。
美術館クラスなので、素人が見ても色・形・模様ともよさがわかる。
偉そうなことを書きましたが、全然詳しくないジャンルです。
四月のページは、普通で無い作品の写真。
下の英文の説明を見ると「藤原行成の筆による・・・・」と細かく書かれている。
高貴な物だとは感じられる。
テレビの鑑定団で見る品物。
六月のページをめくる。
蒔絵の硯箱、この辺りだと美術館品クラスなのは説明が無くても感じられる。
九月のページをめくる。
茶道に縁もゆかりもない私でも知っている「茶杓」と「入れ物」。
茶道の道具を一度も見た事が無い、ローカルスタッフがこれを見て「何をするものか?」感想を聞いてみた気持ちが起こる。
ゴメンナサイ、変な発想で🙇。
十月のページには、花瓶が写っている。
最終の十二月のページ。
江戸時代の着物で、能を舞う時のものらしい。
着物自体は当選凄いものだとは分かるが、長い年月が経っているに色の劣化が無いところがもっと凄いと思う。
このカレンダーが海外向けに作られた特殊なところ、お気づきになったでしょうか?
休みを示す赤文字が日曜日限定で、他の曜日は全て黒文字。
なので、どこの国でも使える優れもの?
実際は、それぞれの国の祝日がわからないので、見方を変えて厳しく言うと欠陥品?
カレンダーの最重要事項の休日予定が出来ない。
インドネシアのように直前にならないと祝日が決まらい国は、これで十分にも思えます。
インドネシアの事を知らない日本人にその話をすると「祝日が直前にならないと決定しない」など言われると「どうして?」となるところですが、その説明は今回は長くなるのでしないです・・・。
このカレンダーを考えた人の発想、嫌いでは無いです。
固定概念から抜けた、柔軟な発想は面白い。
インドネシアで働く日本人向けの親切設定のカレンダーは、上のカレンダーだと思います。
インドネシアの赤白国旗が書かれて、インドネシア語で祝日の名前。
日本の日の丸が書かれて、日本の祝日が日本語で書かれている。
このカレンダーは両国に思いやりがあり、打合せをする時の日程を決める時に便利です。
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