「いや~~。」
携帯LINEのインドネシア日本人連絡網に連絡が入っている。
日本人の連絡網は、WhatsAppで無く、LINEだ。
何か、こだわりがあるのかは知らない。
『日本から入国の人達は、他の日系企業と同じく入国時から2週間は、出社しないでください。』
日本のコロナ感染量のイメージが、そんなに悪いのかな?
インドネシアを出国すると時は、日本でインドネシアの状況が凄いということで、帰国者は、・・・・・・。となっていた。
どちらに行ってもばい菌君扱い。
何の症状も無いのに、2~3週間に1回は、PCRか抗原検査を受けている。
検査の回数からすると、優等生なのに。
まあ、逆の立場だとそうなるか・・・・。
明日の月曜日から、出社してWebで無く顔置合わせて、仕事が出来ると思っていたのに。
言葉が、ネイティブで無く、画面通じての会話なので、いつもストレスはあった。
それが無くなると、喜んでいた1日前の連絡、落胆は大きい。
気を取り戻して、昼食の時に買わなかった、海鮮丼を目当てに買い物に出かけた。
日本のスーパーのように、夕方行くと少し安くなっているかなと、下心を少し抱いて、いつものパパイヤへ行った。
6時過ぎに店に入ると雰囲気が違う。
魚売り場の隅の寿司弁当(握り寿司・巻き寿司・チラシ寿司・稲荷寿司・そして海鮮丼)のたぐいが何も無い。
刺身が少しあるだけ。
気を取り戻して、色々あった日本食弁当のコーナーに行った。
表現が悪いが、災害時の食べ物売り場みたい。これも見事に陳列だけ。
かろうじて、総菜売り場にあった「おでん」を買った。
インドネシアで、「おでん」。
海鮮丼は、のがしたが「おでん」が会える日系スーパーのパパイヤは、すごい。
買って来た「おでん」。
「おでん」も凄いが、レジの所で店の補助の人が「おでん」をビニル袋で別に包んでくれた。
こんなところにもJpanese Quality (日本品質)がある。
しかし、ビニル袋の結び目が、容器の下にあるのは、ご愛嬌?
どうやって、結んだのだろうか?
ひっくり返して、いや違うだろう???
ビニル袋から出したところ。
スープが、別袋になり、温めるようになっている。
小さいけど、辛子も付いている。
少しだけ、自分の思い描いたものと違った。
コンビニのおでんみたいに、フタを開けると直ぐに食べられるものだと思っていた。
こころも体もすぐに食べる、準備出来がていた。少し残念。
部屋に、鍋も立派なガスレンジも用意されている。
ただ、部屋に入った時チェックしたのだが、プロパンガスの残量が「0」になっていた。
結論、火が付かない。
「おでん」を温める方法が、もう一つ残されている。
電子レンジ。
電子レンジも備え付けである。
日本の誇る、Panasonic(パナソニック)である。こころ強い。
しかし、「おでん」のプラスチック容器が、電子レンジに耐えられるか??????
日本の場合だと、「電子レンジ可」的な表示がどこかにある。
この容器には、何もない。
値段ラベルを見ても何も書いてない。
取り合えず容器におでんとスープを入れてみた。
スープが大量に入っている。
これだけ入れても、袋にまだ残っている。
鍋に入れて、おでんを作る仕様みたい、この容器で作るのではないようだ。
電子レンジには、金属鍋は入れられないので、この容器でやってみる。
日本で、お弁当を電子レンジ温めいて、容器を溶かした経験があるので、びびっている。
まず、最初は、10秒程度でチェック。
「・・・・・ チン」 OK。大丈夫?。
次は、30秒に延長。「・・・・・・・・・ チン」 OK。やるではないか。
1分間の勝負に出る。「・・・・・・・・・・・・・・・・・ チン」 耐えている。
もう大丈夫だろう。
3分にセットして、完成を待つ。
電子レンジのドアを開けると容器からかすかに湯気が出ている。大成功!!!
このようなことに、喜びを見いだせられる人生って、幸せなのかも知れない。
実食。
食べての感想、期待を良い意味で裏切られた美味しさ。
だしの風味が、良く効いていて非常にダシが美味しい。
当然、ダシが美味しいから中のおでんも美味しい。
日本で売られていても、高順位に位置する美味しさだと思う。
ここまで、美味しいとここで作っているのか、疑問を感じさせる美味しだ。
飲み物として、現地インドネシアのヤクルトを買った。
現地の私の会社へも週末金曜日に「ヤクルトレディ」の人が売りに来ている。
私は、見たことが無いので、詳細は知らない。
見慣れた容器を文字を見ると欲しくなって買って来た。
おでんの後にヤクルト1本を飲んでみた。
当然、日本で飲むヤクルトと同じである。
インドネシア製のヤクルトでもトロピカルな味は、しない。
大きなヤクルトの文字の下にインドネシア語のコマーシャルメッセージが書かれている。
ヤクルトにもイスラム教徒承認のハラルマークが付いている。
ひまわりの種が好きで良く買っている。
ひまわりの皮が取られて、コーティングされた好きなタイプがあったので、買ってみた。
ひまわりの種は、好きだが皮を取るのが面倒だ。
これは、皮無しなので、食べやすい。
ひまわりの種の皮を取ると食べられるところは、非常に小さい。
それをコーティングしているので、少しは大きくなる。
味は、万人受けする味だと思います。
インドネシアに来る機会があれば、一度試してみてください。
地元のコンビニ、スーパー色々な所で、見かけます。
味は、普通の物と唐辛子の辛い物の2種類くらいだと思います。
これは、袋の色と雰囲気からしても、辛い方です。
インドネシアのスーパー事業を日本のスーパー事業と同じに考えて、行動を起こしたのが、今回の失敗だった。
日系スーパーのパパイヤ周辺には、日本人のが集中して生活していると聞いている。
スーパーの弁当も1種類に付きせいぜい10個程度しかなかった記憶がある。
それを日本のスーパーみたいに、夕方の安くなった弁当をあれば、買おうと下心が少しあった。
需要と供給のバランスが、完全に供給側の方が有利な条件にある。
明日は、昼休み行って、昼と夕食の2食分買いをしよう。
幸い美味しい「おでん」にありつけたので、結果としては、イーブンだと思う。
冷房を効かした部屋で、ネイティブな「おでん」を食べるのもおつな話である。
【参考金額】
おでん Rp48.000 (378円)
ヤクルト(5本入り) Rp9.000 (71円)
ひまわりの種のお菓子 Rp8.200 (65円)
日本でのヤクルトの値段をしらないが、安いような気がする。
他で売られているジュースからすると、これでも高いのかな?