ノリオのインドネシア赴任日記

2021年5月からインドネシアに赴任になった62歳、国内移動からコロナ検査を受けてインドネシアへ出国赴任まで 

宿舎初日の2度目の買い出し

「いや~~。」

携帯LINEインドネシア日本人連絡網に連絡が入っている。

日本人の連絡網は、WhatsAppで無く、LINEだ。

何か、こだわりがあるのかは知らない。

『日本から入国の人達は、他の日系企業と同じく入国時から2週間は、出社しないでください。』

日本のコロナ感染量のイメージが、そんなに悪いのかな?

インドネシアを出国すると時は、日本でインドネシアの状況が凄いということで、帰国者は、・・・・・・。となっていた。

どちらに行ってもばい菌君扱い。

何の症状も無いのに、2~3週間に1回は、PCRか抗原検査を受けている。

検査の回数からすると、優等生なのに。

まあ、逆の立場だとそうなるか・・・・。

 

明日の月曜日から、出社してWebで無く顔置合わせて、仕事が出来ると思っていたのに。

言葉が、ネイティブで無く、画面通じての会話なので、いつもストレスはあった。

それが無くなると、喜んでいた1日前の連絡、落胆は大きい。

 

気を取り戻して、昼食の時に買わなかった、海鮮丼を目当てに買い物に出かけた。

 

日本のスーパーのように、夕方行くと少し安くなっているかなと、下心を少し抱いて、いつものパパイヤへ行った。

 

6時過ぎに店に入ると雰囲気が違う。

魚売り場の隅の寿司弁当(握り寿司・巻き寿司・チラシ寿司・稲荷寿司・そして海鮮丼)のたぐいが何も無い。

刺身が少しあるだけ。

気を取り戻して、色々あった日本食弁当のコーナーに行った。

表現が悪いが、災害時の食べ物売り場みたい。これも見事に陳列だけ。

かろうじて、総菜売り場にあった「おでん」を買った。

インドネシアで、「おでん」。

海鮮丼は、のがしたが「おでん」が会える日系スーパーのパパイヤは、すごい。

 

買って来た「おでん」。

「おでん」も凄いが、レジの所で店の補助の人が「おでん」をビニル袋で別に包んでくれた。

こんなところにもJpanese Quality (日本品質)がある。

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ビニルに包まれた「おでん」

しかし、ビニル袋の結び目が、容器の下にあるのは、ご愛嬌?

どうやって、結んだのだろうか?

ひっくり返して、いや違うだろう???

ビニル袋から出したところ。

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ビニル袋から取り出した全ぼう

スープが、別袋になり、温めるようになっている。

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フタをあけた

小さいけど、辛子も付いている。

 

少しだけ、自分の思い描いたものと違った。

コンビニのおでんみたいに、フタを開けると直ぐに食べられるものだと思っていた。

こころも体もすぐに食べる、準備出来がていた。少し残念。

部屋に、鍋も立派なガスレンジも用意されている。

ただ、部屋に入った時チェックしたのだが、プロパンガスの残量が「0」になっていた。

結論、火が付かない。

 

「おでん」を温める方法が、もう一つ残されている。

電子レンジ。

電子レンジも備え付けである。

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備え付けの電子レンジ

日本の誇る、Panasonicパナソニック)である。こころ強い。

しかし、「おでん」のプラスチック容器が、電子レンジに耐えられるか??????

日本の場合だと、「電子レンジ可」的な表示がどこかにある。

この容器には、何もない。

値段ラベルを見ても何も書いてない。

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おでんのラベル

取り合えず容器におでんとスープを入れてみた。

スープが大量に入っている。

これだけ入れても、袋にまだ残っている。

鍋に入れて、おでんを作る仕様みたい、この容器で作るのではないようだ。

電子レンジには、金属鍋は入れられないので、この容器でやってみる。

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大量のスープ

日本で、お弁当を電子レンジ温めいて、容器を溶かした経験があるので、びびっている。

まず、最初は、10秒程度でチェック。

「・・・・・  チン」 OK。大丈夫?。

次は、30秒に延長。「・・・・・・・・・    チン」 OK。やるではないか。

1分間の勝負に出る。「・・・・・・・・・・・・・・・・・   チン」 耐えている。

もう大丈夫だろう。

3分にセットして、完成を待つ。

電子レンジのドアを開けると容器からかすかに湯気が出ている。大成功!!!

このようなことに、喜びを見いだせられる人生って、幸せなのかも知れない。

 

実食。

食べての感想、期待を良い意味で裏切られた美味しさ。

だしの風味が、良く効いていて非常にダシが美味しい。

当然、ダシが美味しいから中のおでんも美味しい。

日本で売られていても、高順位に位置する美味しさだと思う。

インドネシアの風味が微塵も無い。

ここまで、美味しいとここで作っているのか、疑問を感じさせる美味しだ。

 

飲み物として、現地インドネシアのヤクルトを買った。

現地の私の会社へも週末金曜日に「ヤクルトレディ」の人が売りに来ている。

私は、見たことが無いので、詳細は知らない。

見慣れた容器を文字を見ると欲しくなって買って来た。

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ヤクルトとひまわりの種のお菓子

おでんの後にヤクルト1本を飲んでみた。

当然、日本で飲むヤクルトと同じである。

インドネシア製のヤクルトでもトロピカルな味は、しない。

大きなヤクルトの文字の下にインドネシア語コマーシャルメッセージが書かれている。

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インドネシア

ヤクルトにもイスラム教徒承認のハラルマークが付いている。

 

ひまわりの種が好きで良く買っている。

ひまわりの皮が取られて、コーティングされた好きなタイプがあったので、買ってみた。

ひまわりの種は、好きだが皮を取るのが面倒だ。

これは、皮無しなので、食べやすい。

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袋を開けたところ

ひまわりの種の皮を取ると食べられるところは、非常に小さい。

それをコーティングしているので、少しは大きくなる。

味は、万人受けする味だと思います。

インドネシアに来る機会があれば、一度試してみてください。

地元のコンビニ、スーパー色々な所で、見かけます。

味は、普通の物と唐辛子の辛い物の2種類くらいだと思います。

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袋から出してみたとこ

これは、袋の色と雰囲気からしても、辛い方です。

 

インドネシアのスーパー事業を日本のスーパー事業と同じに考えて、行動を起こしたのが、今回の失敗だった。

日系スーパーのパパイヤ周辺には、日本人のが集中して生活していると聞いている。

スーパーの弁当も1種類に付きせいぜい10個程度しかなかった記憶がある。

それを日本のスーパーみたいに、夕方の安くなった弁当をあれば、買おうと下心が少しあった。

需要と供給のバランスが、完全に供給側の方が有利な条件にある。

明日は、昼休み行って、昼と夕食の2食分買いをしよう。

幸い美味しい「おでん」にありつけたので、結果としては、イーブンだと思う。

冷房を効かした部屋で、ネイティブな「おでん」を食べるのもおつな話である。

 

【参考金額】

おでん           Rp48.000 (378円)

ヤクルト(5本入り)     Rp9.000  (71円)

ひまわりの種のお菓子         Rp8.200   (65円)

 

日本でのヤクルトの値段をしらないが、安いような気がする。

他で売られているジュースからすると、これでも高いのかな?