ノリオのインドネシア赴任日記

2021年5月からインドネシアに赴任になった62歳、国内移動からコロナ検査を受けてインドネシアへ出国赴任まで 

ジャカルタでおでんを作ってみた

2025年9月10日 水曜日

市場で仕入れた、大根三本を取り出した。

買った大根がみずみずかったので、即日上部を切って大根おろしにして、半分は無くなっている。

大根おろしに、ぽん酢をかけて食べたが、いつも通り辛い。

リンゴ酢を追加で少しかけると、辛さが少し和らいで食べれた。

市場で仕入れた大根

👇 買った当時の大根のようす 

kznrdiindonesia.hatenablog.com

二本半の大根の皮をピーラーでむく。

皮をむく

おでん用なので、厚めの輪切りに大根を切る。

輪切りにする

十文字に隠し包丁を入れていく。

裏返して、45°回転させて同じく隠し包丁の切れ目を入れる。

面取りは行わない。

十文字の隠し包丁

深鍋フライパンに、米の研ぎ汁の代わりに一つまみの米を入れた。

お米を入れる

水の状態の鍋に、大根全部を入れる。

大根の量が多くない(?)自問自答。

大根を入れる

フタをして、大根を茹でていく。

下茹でをする

柔らかくなったか、爪楊枝を刺して確認をする。

竹串が無いので、火傷に注意をしながら爪楊枝で行う。

茹で上がって

下茹でが出来た大根をザルに移す。

ザルに取る

同じく市場で買ったジャガイモを準備する。

ジャガイモの準備

皮を剥いで、適当な大きさにカット。

皮をむいてカット

日本より持ち込んだ「おでんの素」を取り出す。

おでんの素

日本語なので、いっぱい書かれているが隅々まで問題無く理解はできる。

箱の裏

1袋を取り出して、おでんのダシを作る。

1袋出して

水1000~1200mlに対して、1袋と書かれている。

下茹でした大根が多いので、水を少な目の1000mlで作っていく。

水に入れる

大根とジャガイモを入れて、煮込んでいく。

大根とジャガイモを入れる

好みに合わせて、「醤油・酒・みりんを入れてください」と書かれている。

ダシの味を確認して、醤油・みりんを少し足す。

インドネシアでは、酒は貴重品なので入れない、でなくて部屋に無い。

醤油とみりん

近くの日系スーパーで買った冷凍の練り物。

FUJICCOと書かれた、日本メーカーの「フジッコ」のマークがあった。

二つ共、「さつまあげ」と書かれている。

レシートを見るとMARUTEN(マルテン)30gx4、BOUTEN(ボウテン)28gx5

と書かれている。

値段は同じでRp26.900(259円)。

練り物

裏側を見ると全て、インドネシア語と英語で日本語は無い。

袋の裏

バーコードの生産国識別はインドネシアになった、日本国企業のインドネシア産になる。

インドネシアでの練り物は、保存を考慮して生で無く、ほぼ冷凍品で売られている。

商品確認

袋から取り出すと5個と4個が凍って一体化している。

日本の生タイプを見慣れていると、美味しさが半減。

袋から取り出して

弱火で煮込んでいる鍋は、熱い状態をキープしている。

鍋のようす

冷凍の練り物を入れると、霜が付いて上面が白くなった。

練り物を入れる

更に追加で、「あぶらあげ」を入れる。

いつも買うスーパーの自社製品で、2枚Rp12.600(121円)で売られている。

油揚げ

大きく3つに切り分ける。

大きめにカット

先に入れた冷凍の練り物が分かれたので、全体に沈めていく。

鍋のようす

あぶらあげ」が、菜箸で押してもプカプカと浮かぶ。

油揚げを入れる

年中夏のインドネシアなので、少し酸味を効かせてあっさり感を出したい。

冷凍庫から凍ったトマトを取り出す、石のように硬い。

取り出した冷凍トマト

あぶらあげ」も幾分ダシを吸って、落ち着いて来た。

弱火で、煮立て状態はキープしている。

煮え上がった鍋

凍ったトマトを入れる。

瞬間に表面に霜が降りて、出た所が白い。

冷凍トマトを入れる

煮立っていた鍋が、冷凍トマトで一気に静かになる。

直ぐに霜が取れる

1~2分経つとトマトの表皮が剥がれてくる。

2個分のトマトの剥がれた皮を取り除く。

トマトの皮を取る

トマトの上に油揚げを置いて、煮込んでいく。

煮詰めていく

深鍋のフライパンから鍋に移し替えて、弱火で煮込んでいく。

鍋に移し替えて

出来上がった一日目のおでん、大根・ジャガイモの角がはっきりとして、煮込み方が少ないが、完成とする。

実食

練り物とトマトは柔らかく煮込まれて美味しい。

大根は下茹でをしているので、ある程度は柔らかいが味の染み込み具合がまだまだ。

大根おでんの希望値の60%程度の味、大根の苦味やえぐみを少し感じる。

粗熱を取って冷蔵庫保存をして、二日目・三日目の「おでん」に期待をする。

出来上がり

インドネシアで「おでん」を食べられる所は、日本食屋さんの一部と日系スーパーの弁当コーナーにあります。

インドネシアのローソンにも、練り物だけのおでんはあります。

ただ、どこも日本のとろける様な大根のおでんが無いため、自分で作りことを思いつきました。

実際に作ってみて、簡単には出来ない事を実感しました。

大量の「おでん」で、二日目・三日目の「おでん」にチャレンジします。
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