2025年9月10日 水曜日
市場で仕入れた、大根三本を取り出した。
買った大根がみずみずかったので、即日上部を切って大根おろしにして、半分は無くなっている。
大根おろしに、ぽん酢をかけて食べたが、いつも通り辛い。
リンゴ酢を追加で少しかけると、辛さが少し和らいで食べれた。

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二本半の大根の皮をピーラーでむく。

おでん用なので、厚めの輪切りに大根を切る。

十文字に隠し包丁を入れていく。
裏返して、45°回転させて同じく隠し包丁の切れ目を入れる。
面取りは行わない。

深鍋フライパンに、米の研ぎ汁の代わりに一つまみの米を入れた。

水の状態の鍋に、大根全部を入れる。
大根の量が多くない(?)自問自答。

フタをして、大根を茹でていく。

柔らかくなったか、爪楊枝を刺して確認をする。
竹串が無いので、火傷に注意をしながら爪楊枝で行う。

下茹でが出来た大根をザルに移す。

同じく市場で買ったジャガイモを準備する。

皮を剥いで、適当な大きさにカット。

日本より持ち込んだ「おでんの素」を取り出す。

日本語なので、いっぱい書かれているが隅々まで問題無く理解はできる。

1袋を取り出して、おでんのダシを作る。

水1000~1200mlに対して、1袋と書かれている。
下茹でした大根が多いので、水を少な目の1000mlで作っていく。

大根とジャガイモを入れて、煮込んでいく。

好みに合わせて、「醤油・酒・みりんを入れてください」と書かれている。
ダシの味を確認して、醤油・みりんを少し足す。
インドネシアでは、酒は貴重品なので入れない、でなくて部屋に無い。

近くの日系スーパーで買った冷凍の練り物。
FUJICCOと書かれた、日本メーカーの「フジッコ」のマークがあった。
二つ共、「さつまあげ」と書かれている。
レシートを見るとMARUTEN(マルテン)30gx4、BOUTEN(ボウテン)28gx5
と書かれている。
値段は同じでRp26.900(259円)。

裏側を見ると全て、インドネシア語と英語で日本語は無い。

バーコードの生産国識別はインドネシアになった、日本国企業のインドネシア産になる。
インドネシアでの練り物は、保存を考慮して生で無く、ほぼ冷凍品で売られている。

袋から取り出すと5個と4個が凍って一体化している。
日本の生タイプを見慣れていると、美味しさが半減。

弱火で煮込んでいる鍋は、熱い状態をキープしている。

冷凍の練り物を入れると、霜が付いて上面が白くなった。

更に追加で、「あぶらあげ」を入れる。
いつも買うスーパーの自社製品で、2枚Rp12.600(121円)で売られている。

大きく3つに切り分ける。

先に入れた冷凍の練り物が分かれたので、全体に沈めていく。

「あぶらあげ」が、菜箸で押してもプカプカと浮かぶ。

年中夏のインドネシアなので、少し酸味を効かせてあっさり感を出したい。
冷凍庫から凍ったトマトを取り出す、石のように硬い。

「あぶらあげ」も幾分ダシを吸って、落ち着いて来た。
弱火で、煮立て状態はキープしている。

凍ったトマトを入れる。
瞬間に表面に霜が降りて、出た所が白い。

煮立っていた鍋が、冷凍トマトで一気に静かになる。

1~2分経つとトマトの表皮が剥がれてくる。
2個分のトマトの剥がれた皮を取り除く。

トマトの上に油揚げを置いて、煮込んでいく。

深鍋のフライパンから鍋に移し替えて、弱火で煮込んでいく。

出来上がった一日目のおでん、大根・ジャガイモの角がはっきりとして、煮込み方が少ないが、完成とする。
実食
練り物とトマトは柔らかく煮込まれて美味しい。
大根は下茹でをしているので、ある程度は柔らかいが味の染み込み具合がまだまだ。
大根おでんの希望値の60%程度の味、大根の苦味やえぐみを少し感じる。
粗熱を取って冷蔵庫保存をして、二日目・三日目の「おでん」に期待をする。

インドネシアで「おでん」を食べられる所は、日本食屋さんの一部と日系スーパーの弁当コーナーにあります。
インドネシアのローソンにも、練り物だけのおでんはあります。
ただ、どこも日本のとろける様な大根のおでんが無いため、自分で作りことを思いつきました。
実際に作ってみて、簡単には出来ない事を実感しました。
大量の「おでん」で、二日目・三日目の「おでん」にチャレンジします。
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