2025年8月24日 日曜日
Sarinah(サリナ)デパートのロビー階で開催されている、イベントを見て廻っている。
民族衣装をまとったマネキンが、大きなテーブルの近くで集まっている展示物のようす。
大きなテーブルに、幅の広い長い布が敷かれている。
その横に女性のマネキンが、何かの意味を持って集まっている？
巾広で長い布も凄いが、テーブルに使われている木も厚くて立派な物である。
インドネシアでよく見かける、Kerupuk(クルプック)「揚げせんべい」が壁際に吊り下げられた展示品がある。
下のテーブルには、茶器が並ぶ。
別の所にも同じような展示物がある。
さらに、も一か所クルプックが吊り下げられている。
実際、インドネシアで生活してワルンを利用していると、クルプックは必ずと言っていいほど置かれている。
黄色の食器と紙で包まれたインドネシア風お弁当がある。
紙で包まれた食べ物は、今でも多く使われている。
色鮮やかなホーロー製品も店で見かける物。
インスタントコーヒーが、紐にタスキ掛けされて吊り下げられている。
これもインドネシアでよく見かける風景。
その前の椅子に、喫煙者のマネキンが座っている。
インドネシアの男性の喫煙率は、凄く高いと思う。
特に現場に行くと、ほぼ全員が喫煙者の事がよくある。
Jamu(ジャムゥ、ジャムー)売りの女性のマネキンが飾られている。
実際に見かけるジャムー売りの人のカゴには、いっぱいの瓶が入っている。
今のジャカルタでは、あまり見かける事は無いが、34年前にバリクパパンの現場にいた時は、毎日ジャムー売りのおばさんが来て、ローカルの職人さんがよく飲んでいたのを思い出す。
おもちゃを売るおじさんのマネキン。
これも34年前来た時に、人が集まる所で手に持ったおもちゃを実演しながら売り歩いているのをよく見ていた。
この辺りのマネキンは、昔を懐かしむもの？
34年前にジャカルタから飛行機で2時間ほど行ったバリクパパンで、24時間ほぼ日本語無しの当時を思い出した。
インターネット・携帯電話無しのインドネシア語しかない6か月間の生活を思い出した。
日本人の私が、当時のインドネシアを思い出して懐かしく思った。
当時は、インドネシア語をインドネシア語とジェスチャーで教えてもらって、耳に入った言葉をカタカナでメモをして、日本語の意味を書いていた。
ジョン万次郎の世界だった。
そして、時々口ずさむ歌は海援隊の「思えば遠くに来たものだ」だった。
今となっては良い思い出で、60を過ぎてインドネシアに来てもそれなりにインドネシア語を話している自分がいる。
ヤシの木の下で、休憩するようすをあらわした物がある。
Kereta(クレタ)「列車」移動で、田園風景を車窓から見た時に同じシーンを見た事がある。
広い田園にヤシの木の木陰が作られて、刈り取られた田園のヤシの木の下で食事をしている風景を幾度となく見た。
よくそのシーンが再現されている。
👇 以前投稿した車窓の風景です。
ヤシの木の下のシーンは無かったですが、近い写真はありました。
kznrdiindonesia.hatenablog.com
民族衣装のSelendang(スレンダン)を肩からかける展示コーナー。
綺麗な手の込んだ織物のスレンダンが、並べられている。
落ち着いた色と細かい模様で、どれも綺麗な作品だと思う。
品物は良いものだと思うが、値段もよい値段Rp5.500.000(52,884円)だった。
バティックの布が積まれたコーナーがある。
Kain batik(カイン バティック)「バティック布」はRp199.000(1,913円)。
先ほどの商品と比べるとグッと安くなる。
ただ、一般的な市場価格からすると安くは無いと思う。
別のテーブルにもバティック布が置かれている。
布で作られたぬいぐるみが置かれたコーナーがある。
バティック布で作られたぬいぐるみは、見ているとぬくもりを感じさせられる。
Sarinah(サリナ)デパートのエスカレーターの写真を撮ろうと思って立ち寄った時に、偶然イベントに出会って見て廻りました。
インドネシアの色々な民族衣装や仕事のシーンや昔の生活様式がわかる展示物があって面白かったです。
展示数が多くて、数時間を費やして見て廻りました。
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