2024年5月10日 金曜日
多くのイスラム教徒が住むジャカルタで、豚肉を使う料理をする時にはある程度の妥協が必要になる。
そのような状況下で食材を揃えた。
半分は、前回の雑煮の材料の残り。
根菜類の野菜が食べたかったので、インドネシア産のゴボウを売っていたので購入してきた。
日本にいると「今日はゴボウを食べたい。」となかなかならないが、スーパーでゴボウを見つけると無性に食べたくなった。
インドネシアで、ゴボウを見る機会はあまりないです。
1kgあたりRp54.800(527円)で、今回のものは0.454kgなのでRp24.879(239円)。
エノキダケは中国産が手に入る。
日本にいると中国産の野菜には手を出さないところだが、購入。
100gパックでRp7.500(72円)
問題の豚肉、購入したのは生姜焼き用の少し厚さのあるもの。
店で売っていた一番薄い状態の肉がこれ。
他は、ステーキ用、カツ用等の厚さのある肉がある。
直ぐに使うので、値引き商品を購入。
日本から持ち込んだ乾燥スライス椎茸。
水で直ぐに戻る優れもの。
次回の、一時帰国の時の持ち込み品にリスト登録済。
在庫品のLobak(ロバッ(ク))「大根」を適量カットして、皮をむいて下処理をする。
ニンジンと大根を下処理して、鍋に入れられるようにする。
ゴボウの表皮を洗い削り落とす。
日本でやるようにタワシで表皮が取れなかったです。
ゴボウをさきがきして水にさらす。
水に入れたとたん、色が変わる。
時間をおいて、サルにあげる。
エノキダケの袋を開ける。
見た感じは、日本で見る物と同じ。
エノキダケの石づき部をカットして、手で一口サイズにさいて下準備完了。
Sawi putih(サウィ プティ)「白菜」は、芯と葉の部分に分けてカットして下準備完了。
生姜焼き用の豚は、1枚が大きかったので、一口サイズにカット。
トレーに綺麗に肉が並んでいて、量が多そうだったが切って見るとそうでもない?
水道水の湯沸かし。
火をつける前に根菜類野菜の大根・人参を入れた。
少したってゴボウを投入。
今回、お湯が沸く前にゴボウをフライング気味に投入してしまった。
全体に火が通ったか確認。
戻し椎茸を戻し汁ごと入れる。
少し煮たところで、鰹だしを入れる。
更に白菜の芯の部分を入れる。
その上にエノキダケを敷きならべる。
豚肉も入れていく。
肉を敷きならべていく。
豚汁にしては、肉の厚さが気になる。
フタをして煮込む。
フタを開けて様子を確認。
白菜の葉の部分を入れる。
白菜の葉の部分を菜箸で中へと押し込む。
日本から持ち込んだ味噌。
いつも生みそタイプのインスタント味噌汁で済ましていたので、初めて封を切る。
封を切ったところ。
味噌を入れる。
鍋の具材が多くて豚汁の形相から逸脱している気がする。
具材が多くて、お玉が中に入らない。
味噌を溶き入れにくい。
どうにか、味噌を溶いて出来上がった。
出来上がったものを器に盛り付ける。
豚汁と言うより味噌ちゃんこの方がしっくりする出来ばえ。
具材たっぷりの豚汁の完成。
インドネシアの食材を使った、豚汁の出来上がり。
実食
色々入れた野菜のうま味?
想像している味の数段上を行く。
見た感じ、「可もなく・不可もない」標準ギリギリの味だと思っていた。
最初の1杯目は軽く完食。
次の2杯目以降も無理なく食べて、全てを完食出来た。
日頃、インドネシアであまり食べない根菜類や野菜を大量に食べられて美味しかったです。
いつもの生みそタイプのインスタント味噌汁と違って、色々な野菜から出るうま味で、3~4人前ありそうな豚汁を完食できました。
インドネシアにもSoto Iga(あばら肉スープ)などの美味しいスープが有りますが、味噌仕立ての豚汁は、いくらでも食べられました。
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