ノリオのインドネシア赴任日記

2021年5月からインドネシアに赴任になった62歳、国内移動からコロナ検査を受けてインドネシアへ出国赴任まで 

ST. Pasar Senen (パサール スニン駅)からラモンガンへ 少し驚きの車窓風景

2023年3月6日 月曜日

ST. Pasar Senen (パサール スニン駅)からラモンガンへ行く列車の座席が、今まで進行方向に向かって右側だった。

今回初めて、左側の席になった。

右側・左側の席の違いによる風景の違いには、それほど気にしていなかった。

と言うか、ほぼ同じ景色だと思っていた。

左側の席に着くと、太陽の日差しが射すので、左側の窓は全てカーテンで閉じられている。

定刻の出発の時刻になって、列車が動き出した。

外の景色が気になって、カーテンを開けた。

「あ~~😱。敷地内にゴミの山がある。ゴミの山の中を列車が走っている。」

明らかに列車の敷地内だと思われる所に店が並んで、ターフらしき布が線路近くまで来ている。

右側に座っていた時には見ない風景。

線路横に積まれたゴミの山と店が数百m続く。

出発して直ぐの風景

少し走ると在来線の通勤用の駅を通過した。

次の通勤用の駅

ジャカルタ市内の一般敷地と遮断する柵の中を順調に進む。

このあたりの風景は、右側・左側の席の違いは無い。

ジャカルタ市内の普通の線路内

窓の外に一般の人が荷物を担いで歩いている。

白色の壁の内側なので、完全に線路敷地内だと思う。

日本だと危険行為で、通報レベルだと思う。

でも、それは日本の感覚で、ここはインドネシア

Tidak apa-apa(大丈夫。何でもない。)の一言で、特に問題では無い?

何故か人が?

全行程の半分くらい列車が走った所で、海が見えてきた。

列車の窓から、海を見ていると林芙美子の『放浪記』の尾道への帰省のところを思い出す。

「海が見えた。海が見える。5年ぶりに・・・・・・・・・」

思えば遠くへ来たもんだ。

海の近くで育ったので、海の景色を見ながら考えにふけていた。

 

車窓から海が見える

海の景色が、どんどん近寄ってくる。

海との高低差も無くなってくる。

線路と海岸の景色が接近してくる。

物思いの思考回路が、遮断された。

海が近い

「線路大丈夫?」

千と千尋の神隠し』の終盤に出てくる、電車が海の中を走るシーンを思い出した。

線路の向こう側は、もう海のような気がする。

赤道近くなので、大型台風は無いと思うが、「自然災害大丈夫?」と気になる線路の状態。

日本のようなコンクリートの波よけは無い。

線路の横が波打ち際

線路が海岸線から離れだした。

海岸線から離れていく

完全に海岸線を離れて、バナナが茂る中をラモンガン目指して、走り続ける。

海岸線が見えなくなった

地元愛媛県に海に近いホームで有名な『下灘駅』がある。

今は、ホームの下側を埋め立てて道路が出来、グーグルマップ上でも「一番近かった駅」と過去形になっている。

👇 グーグルマップより下灘駅ホームの情報

maps.app.goo.gl

今回の車窓からの海の近さは、レベチ😱😱😱。

本当に「自然災害大丈夫???」と疑いたくなる列車の運行状況。

今まで、右側に座っていたので、知らない驚きの車窓風景に遭遇しました。

 

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