2022年9月24日 土曜日
用事で今治市へ来た。
お土産を兼ねて昼ご飯用に、久しぶりの駅弁『鯛の押寿司』弁当を買おうと思いついた。
日本を少し離れて生活すると、なぜか日本生活での久しぶりの物を探してしまう。
なので、今治駅前駐車場へ直行。
駅前にコイン駐車場があり、30分ごと100円の料金表示。
駐車してから最初の20分は無料になっている。
なので、駅弁を買うだけなので無料で済みそう。
小さな幸せが、大きな喜びに感じられる😄。
駅弁は駅構内の入った直ぐの所に売店があり、そこで売られている。
ただ、この駐車場から線路沿いを左に行くと駅弁を作っている『二葉』さんの店が20m先にある。
駅構内の売店より近いので、直接『二葉』さんに買いに行った。
『二葉』さんの建物が、駐車場からも見える。
店先に行くと駅弁の販売所でなく、お食事処になっていた。
時間の経過と共に世の中が、変わっていた。
『二葉』さんはそのままあるが、鯛めし定食とか色々定食のメニューが、入り口ドアに貼られている。
駅弁より美味しいそうだったので、鯛めし定食で良かったが、家のお土産として『鯛の押寿司』弁当を買いたかったので、駅構内へ引き返し🤣。
駅構内に入った所で、目的の『鯛の押寿司』弁当を発見、3個残っていた。
1,540円の値段表示。
店の人に2個注文すると、店の人が「今日食べますか?」と質問。
今日帰って食べるので、「はい」と返事。
「それでは、賞味期限が今日のこちらで良いですか?」と返答。
特に問題ないので、「はい」と再度返事。
1,540円x2個=3,080円なので4,000円を渡した。
ビニル袋に入った弁当と1,500円のお釣りを受取る???
「お釣り、多くないですか?」
「こちらのお弁当は、賞味期限が今日までなので、値引きで1個1,250円になります。」
「他のお弁当は、全て当日までですが、押寿司弁当だけ、賞味期限が2日間になっていますので」
今まで、何回も買っていたが、値引き弁当に遭遇したことが無かった。
と言うか、昼遅く駅弁を買いに行ってもない事の方が多かった。
でもこれで、残りの『鯛の押寿司』弁当は、1個になった。
硬紙の包から弁当箱を取り出した。
押し寿司の状態で入っているので、独特な形状をしている。
ゴムバンドで止められている拍子木を外すと、押寿司の全貌が見えてくる。
箸、お手拭き、ガリ、押寿司を切るプラスチックのナイフが入っている。
鯛の押寿司がクマザサの葉で覆われている。
形は違うが、富山のマス寿司にどことなく似ている。
クマザサをめくると全面に敷き詰められた鯛の身の下に大葉が透けて見える。
付属のナイフでカットして、食べる準備。
かなり強めに、鯛の身とすし飯が押されているので、見た目薄いが全部食べるとそれなりにお腹いっぱいになる。
美味しいので、もう少しは食べられる余裕はあるが、2個食べるのはきつい。
紙包の裏に『二葉』さんの他の弁当名が書かれている。
以下、個人的な感想です。
『幕の内弁当』:昔ながらの木の折箱に入った、普通の幕の内弁当。
でも、私的にはこのお弁当が一番駅弁の思い出があり、一番好き。
『鯛めし弁当』:鯛の炊き込みご飯のお弁当。
『あなごめし』:あなごのひつまぶし的な弁当。『押寿司』の次に個人的にお勧め。
姫路駅のあなご寿司とは、形状が別物です。
👇 『二葉』さんの駅弁のサイトを添付してみました。
(言葉での説明が難しい😅。)
今治市は、生まれ故郷なので、愛着は一段と湧きます。
地方都市にありがちな、昔の賑わいは無くなったのが少し寂しいです。
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