2021年12月9日木曜日 8時出発
雲の多いスラバヤの町を予定通り8時出発。
1時間も高速道路を走ると青空が広がって来た。
高速道路のコンクリート製の低い中央分離帯の壁ごしに景色が見える。
車も窓ガラスが反射して写真の写りが、悪いです。
日本の初夏を思わせるような景色の中をひたすらジャカルタを目指して、西方向へ。
トイレ休憩を兼ねて、パキングエリアに入りコーヒー休憩に入った。
高速道路の本格的な食事で無く軽食的な食べ物とKopi(コピ)「コーヒー」を出してくれる店。
カップ麺も置いていて、カップ麺も食べたければその場で、食べる事が出来る。
今回の店は、たこ焼きとお好み焼きも出来るみたい。
Jepang(ジュパン)「日本」と書かれている。
写真には写っていないが、店の右側に赤ちょうちんがあり「たこ焼き」と日本語で書かれている。
左奥の店を見るときちんと食事をする店みたい。
店の人らしき人が座っているだけ。
インドネシアでよくあるPanas(パナス)「ホット」のKopi Susu(コピ スス)がガラスのコップで来た。
上に浮かんでいるコーヒーの粉が沈むのを確認するために、ガラスのグラスの方が分かりやすい。
煙草をするローカルの社員は、ちょうど喫煙タイムで時間調整が出来る。
煙草を吸わない私は、時間を持て余して、他に誰も居ない周りを物珍しそうにキョロキョロ。
隣のテーブルの脚に目が止まった。
「へぇ~~~。」
足踏みミシンの足の部分が、テーブルの脚として再利用されている。
綺麗に再塗装されて、天然木材の天板との組み合わせが面白い。
天板の板を止めている金具らしきものが、見えていない。素晴らしい。
子供の時、家にあって凄く懐かしい。
ジャカルタ郊外で、道端でミシンを置いて繕い物の仕事をしているおじさんを何回か見たことがある。
インドネシアでは、足踏みミシンは、現役で働いている。
その古いものが、このようなリサイクル製品になって、再活躍しているのだ。
日本のリサイクル製品のように手間があまりかかっていないのが、良いように感じる。
テーブルの脚に関心して見とれていて時間が過ぎた。
上に浮かんだコーヒー豆の粉が少なくなった。
粉を避けて、一口飲んだ。
「・・・・うまい」やはりレギュラーコーヒーになるので、屋台や自転車で売りに来ているインスタント物とは違う。
ジャカルタ近郊の現場に行くと、屋台や自転車で売りに来ているインスタントコーヒーも飲むが、それなりに美味しい。
コーヒー休憩を終えて、再出発した。
スコール独特の黒い雲の塊が近づいて来た。
フロントガラスに数滴雨が付いたと思ったら、土砂降りの中。
スラバヤへ行く時にもスコールに2度であった。
朝食をしっかり食べていたので、先を急ごうと2時近くまで移動した。
パーキングの食事のできる店まで来た。
店の壁にメニューが表示されている。
例によって、値段は書かれていない。
今回は、メニュの名前ごとに写真が付いているので、まだわかりやすい。
それと、私も日々少しは、メニューの名前は覚えるようにはしている。
しかし、まだ代表料理を覚えた程度なので、今回のこのメニューは難しい。
私の知っている数少ない料理のNasi Goreng Kambing(ナシ ゴレン カンビン)があったので、それと飲み物を注文した。
標準的な昼食の時間と違うので、すぐに料理が届いた。
ローカルの2人は、見たことの無いような料理を食べている。
インドネシア料理は、日本料理のような見た目の綺麗さが無い。
興味は湧くが、食べてみたいかと言われると・・・・。
高速道路の食べる所なので、極端な変わった料理は出てこない。
いや、出てこないと思う。インドネシアな物なので、断言はできない。
遅い昼食も終えて、また移動を始めた。
今日2度目のスコールに突入する雰囲気になって来た。
スコールは、1~2時間もすれば完全に雨は上がることが多い。
スラバヤを出発して、全行程の40%くらいを走った。
インドネシアの五大都市になるSemarang(スマラン)を越えた当たりを走っている。
このあたりは、高速道路沿いにMajir(モスク)が良く点在する。
それぞれの地域で、Majir(モスク)を立てるので、同じ形は無い。
今回もジャカルタに到着したのは、12時間近く休憩を入れて時間が掛かった。
走行中のイスラムのお祈りの有無は、全行程からいって関係なかった。
ほぼ同じ時間。
まあ、事故も無く、無事ジャカルタに到着出来てよかった。
今回の4泊5日の出張で、一番印象にに残ったのは、山道のお化け騒動だった。
次回の出張は、お化けは絶対にいない信念をもって挑む。
年甲斐も無く、その時は取り乱してしまった。
kznrdiindonesia.hatenablog.com
【インドネシアの高速道路状況】
ジャカルタースラバヤ間 700km以上の高速道路において、山をくり抜いたトンネルが無いです。
山の中を走る区間もあるけど、数か所山全体をV字型に切り通した道路を作り、トンネル無し。
意図的にしているかどうか知りませんが、日本の高速道路と比較すると気になる所です。
それと、インドネシアの高速道路の路面は、日本の一般道以下の傷だらけ、激しいバンドは覚悟が必要です。
のりお
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