Kaki lima(カキ リマ)「屋台」で売られている Gorengan(ゴレンガン)「揚げ物」には、インドネシアに来た当初から非常にお世話になっている。
非常に安い金額と屋台でのローカルの人との非常に短い会話でのインドネシア語の勉強の場として、休みの日の朝食にしている。
そこで、集めた Gorengan(ゴレンガン)「揚げ物」の写真を今回は、まとめました。
Gorengan(ゴレンガン)の値段は、2021年の現在、1個当たりRp1.000(8円)が多い。たまに、1個Rp1.500(12円)の所もあり、高速道路のパーキングエリアに至っては、1個Rp3.000(24円)の金額表示もあり。
日本もそうだが、高速道路は、別に場所代等別の事情がありそう。
Kaki lima(カキ リマ)「屋台」に行って、Gorengan(ゴレンガン)「揚げ物」の名前が分からなくても、指さしてIni(イニ)「これ」と言えば、店の人がトングで袋に入れてくれる。
その時に当然、欲しい個数を言わなければいけないが、数字が分からなければ、指の本数で示せば行けるかも?
数字は、1~3くらいは憶えた方が、スムーズだと思います。
5月下旬に来た当時の屋台の写真。
きちんとプラスチックケースで区分けされている。
これは、珍しいです。
宿舎が変わって、最近よく行っている屋台。
出来上がったものから屋台の台の上に置かれている。
この状態のGorengan(揚げ物)を指さして、個数を言えば買え購入可能。
青唐辛子が欲しければ、「Mau Cabe」(マウ チャベ)と言えばくれる。
Mau:「欲しい」 Cabe:唐辛子
人を見てかも知れないけど、日本人だとみられるとCabe 無しになることがある。
実際、会社の日本人は、4人中2人は Cabe無しで食べているので、その判断は正解かも。
この小さい青唐辛子はすごく辛い、30年前来た時は実は、私もかじれなかった。
今は、どこかの神経が1本切れたのか、必須の食べ物。
それでは、今まで買って来たGorengan(ゴレンガン)「揚げ物」の数々を披露。
殆ど、茶色の世界で見ていて、胸やけがしたらゴメンナサイ。
Cabeをかじりながら食べると、意外と胸やけはしません。
まずは、一般的な左からKol(コル)「キャベツ」の天ぷら。
中央がTafu(タフ)「豆腐」、右がTempe(テンペ)の天ぷら。
店の人にKol と教えてもらったが、キャベツはKubis(クビス)と言う場合もあるみたいです。
KolとTafu をカットしてみて、中身を披露。
この二つは、どこで食べても間違いなく美味しい。
Tempe(テンペ)の揚げ物は、他の物に比べて少し油が多めかも。
計画違いで、いつもの2倍以上を購入。
朝、昼、おやつの3回で、完食。
紙袋をハサミで切って、揚げ物を広げると圧倒される。
数えると22個ある、金額にしてRp22.000。
でも、日本円にすると173円。
金額的にたいしたことない。
(空港換金レート:1円=Rp127で計算)
唯一、茶色で無い揚げ物。
白色の揚げ物は、お餅のような食感と味。
薄い塩味が効いているので、他の揚げ物と同じくそのままで食べられる。
右の春雨入りの春巻きの皮で巻いたものも美味しい。
2つ共、店の人に名前を聞いたが、聞き取れなかった。
まだまだ、インドネシア語の勉強不足。
コロッケのような揚げ物。
これも名前を聞いたが聞き取れなかったGorengan(揚げ物)。
衣が付いている分、油っぽさが強い。
味は悪くは無いが、リピートはしていない。
それが、評価です。
次の写真の新参者は、Ubi(ウビ)「芋」と写真の下の短い棒状の物。
Ubi(ウビ)は、聞き取れた。
Ubi(ウビ)の揚げ物は、非常に美味しい。
日本で、安納芋や鳴門金時など色々ブランド芋があるが、その甘さに匹敵する。
見た目、普通の芋の天ぷら。
一番最初に何の先入観も無しで、Ubi(ウビ)の天ぷらを食べた時、あまりの美味しさにUbi(ウビ)の天ぷらをじっくり手に取って見直した。
このUbi(ウビ)「芋」はサツマイモで、正式にはUbi Jalar か Ubi Rambatになるかも知れないが、Kaki Lima(屋台)では、Ubi だけで通用する。
下の短い棒状の物は、インドネシア語らしくない言葉だったので、聞き取れなかった。
トウモロコシの粉の味がする、四角い短い棒状の揚げ物。
殆ど、水分が無く、味も余りしない。
見た目は、すごく美味しそうだったが、あまり私の好みで無かった。
有っても2回目は、買っていない。
5月の初めて来た時によく行っていた所の Gorengan(揚げ物)。
春巻きで包んでいる中央が、黒いのは焦げていると思っていた。
実は、チョコレートが中で溶けて黒くなっている。
こちらの Gorengan(揚げ物)は、1個当たりが少し小ぶりで、食べやすい。
Tafu(タフ)「豆腐」の中に野菜が入っていたのも好きだった。
今は、遠く離れたので、買いに行けられない。
断面を切った2つの正式な名前は、Tafu Isi しか知りません。
Tahu Isi(タフ イシ)「野菜入り豆腐」。
Isi(イシ)は、「中身あり」の意味。
Pisang(ピサン)「バナナ」とチョコチップを春巻きの皮で巻いたもの。
Tahu Isi(タフ イシ)は、野菜が入っていて、美味しい。
Pisang(ピサン)とチョコチップの春巻きの皮巻きは、全体に甘くて、1個で十分すぎる。
写真の色が赤みを帯びてしまって、少し他と違うみたいに写ってしまった。
今回の初物は、写真下の揚げ餃子の形をしたもの。
Pisang(ピサン)「バナナ」を春巻きの皮で巻いて揚げた物。
インドネシアでは、バナナの天ぷらに遭遇する機会は多いです。
個人的にあまり買っていないです。
ローカルの人は、ソウルフード的によく食べています。
写真の説明に入れなかった、Singkong(シンコン)「キャッサバ」の天ぷらもよく食べる。
Singkong(シンコン)の見た目は、木から作る炭のような型をしているかどうかし分からないが、Ubi Kayu(ウビ カユ)「シンコン、キャッサバ、タピオカ」と呼ぶ場合もあり。
Ubi(ウビ)「芋」、Kayu(カユ)「木、材木」。
生きている「木」は、Pohon(ポホン)。区別されている事が面白い。
Kaki lima(屋台)で売られている Gorengan(揚げ物)は、屋台によって少し違うところがあるが、基本のところは同じみたい。
俗に言う「定番」。その定番は、どこで食べても美味しいが、珍しい物は「・・・???」の味が多いような気がするが、やはり珍しい物は一度は食べてみたくなるのが人情で、食べてみる。
日本では、食べられないローカル食なので、今後も食べ続けていきます。
Goengan(ゴレンガン)を買うと紙袋に入れて、ビニル袋に入れてくれる。
ショッピングモールの店では、大体がビニル袋は有料だが、Kaki lima(屋台)は、無料。
最初に入れてくれる紙袋。
日本だと新聞紙を折って作るところだと思う。
日本は折り紙文化で、ノリなどなくても紙袋は作れそうだ。
インドネシアも新聞紙だと最初は思っていた。
でもよく見ると、片面印刷、片面白紙。
油を吸い込むと印刷面の内容が出てくる。
使用している紙は、事務所で出てくるA3コピー用紙。
それを袋状に折って、ノリで袋にしたものだった。
それに気づいたのは、問題らしきものが書かれていて、4択の回答に「〇」が書かれていたように目が止まった。
新聞紙もコピー用紙も内容的に変わらないような気がするが、国が変わればここまで違うのかと、感銘した。
インドネシアで、新聞配達を見たことが無いし、コンビニ等で売っているのも見たことが無い。
新聞文化が非常に薄い気がする。
そこで、使用済のコピー用紙、当然の事かも知れない。
携帯電話もガラケーは無く。スマートフォンで、新聞の存在が非常に少ない国だと思う。
今の日本を見ているといずれ日本も新聞の購読は、インドネシアに近くなるような気がする。
【訂正】
Goengan → Gorengan すみません。
「r」が抜けていました。
タイトルの言葉から「r」が抜けていました。