宿舎と会社の送迎をしてくれている運転手さんが、宿舎の近くの屋台村を通る時に屋台の事を「Kaki lima(カキ リマ)」と教えてくれた。
その後ネットで、「Kaki lima(カキ リマ)」Kaki(足) lima(5)の紹介のあとに、屋台の大きな車2つと舵取り用の小さい車1つ、そして屋台の人の2本の足で、5本の足的なことが書いてあった。
会社の前に来ているBubur Ayam(ブブル アヤム)鶏のお粥屋さんの屋台がその形状で、納得していた。
その後、宿舎の近くのコンビニの前に、屋台の天ぷら屋さんが出来た。
その屋台は、タイヤが一つも無い。
上の「5つの足」が覆った。
それからは、良くわからなくなったので、ブログ上では、「Kaki lima(カキ リマ)」は、使わなく「屋台」で表現した。
散歩で、ジャカルタ市内を歩くと至る所で、屋台と出くわす。
納まっていた「Kaki lima(カキ リマ)」の疑問が、再発した。
大きなタイヤが2つで、操舵輪が無い屋台。
これだと「4つ足」になってしまう。
意外とこのタイプが多いかも、至る所にある。
ジャカルタ市内は、操舵輪の無いタイプが多いのか、たまたまかも知れないが、遭遇するのは、4つ足タイプが多い
屋台で、売っている品物は、多種多様で、たいていガラス窓に何か書いている事が多い。
移動中の屋台にも遭遇した。
Kaki lima の姿は、インドネシアの風景に合って好きだ。
仕事が終わって、帰宅後のKaki lima(屋台)。
道の横に置いてある。
さすがに誰も取らないだろう。
操舵用の小さいタイヤに、車止めの小さい石が置かれたる。
持ち主の大切にしている気持ちが見えて、素晴らしい。
屋台の持ち主が続く通り。
後ろの高層アパートとの対比が、インドネシアを表している気がする。
宿舎近くの屋台村の屋台。
後ろのテントの下で、買った料理が食べられる。
BUBURU AYAM(鶏お粥) CITY WALK(場所の名)
日本に留学していて、うちの会社に入社して、今は同じインドネシアで働いている漢字も書ける社員がいた。
20代後半のその子に聞けば、わかると思い、NHKのチコちゃん風に日本語で聞いた。
「ねえ、ねえ。〇〇さん、なんで屋台の事をカキ リマというの?」
「・・・・・・・」
「私が。小さい時からカキ リマと言ってたから、理由は知りません。」
そうか、言葉の語源など、考えて話なんかしないか。
逆に、私が「屋台は、どうして屋台?」と聞かれても同じ答えだな。
人生、ぼ~と生きていたから仕方がない。
絶対知っていそうな人が、社内にもう一人いた。
運転手を取りまとめている、年配の運転手さん。
日本で仕事していたこともあり日本が話せる優秀な人だ。
「Kaki lima の語源、知っていますか?」と聞くと。
「知っていますよ。」の回答。
当然、日本語での会話。
「オランダの植民地時代の5フィート(Kaki lima)歩道の基準から来たものですよ。」
「5本の足では、ないのですか?」
「5本の足ならLima kaki になります。」
そうか。3人は。Tiga orang(ティガ オラン) Tiga:3 orang : 人 。
時間の場合は、語順を間違えると大変なことになる。
Dua jam : ドゥア ジャム(2時間)
Jam dua : ジャム ドゥア(2時)
なので、Jam dua の場合は、Siang(シアン)などの時間帯の言葉を付けて、間違わないように意識をしている。
Kaki lima の言葉の真意が分かったので、使えるようになって良かった。
のりお
___
ランキング参加しています。