宿舎6日目。10月8日金曜日。
Web会議も今日で最後で、月曜日からは、みんなの顔を直接見ながら仕事が、出来る。
2か月以上Webだけで、仕事をしてきた。
その中で、特定のインドネシア語だけは、繰り返し聞いて、さすがに覚えた。
まず最初に、「始める」のMulai(ムライ)。健康状態の確認から「健康状態」のKondisi(コンディシ)。
家族の状況確認から「家族」のKeluarga(クルアルガ)。「環境」(家の周りの様子)からLingkungan(リンクガン)。安全のAman(アマン)。
そして、一番重要な「元気」のSehat(セハッ(ト))。
打合せの進行に欠かせない「次」のLanjut(ランジュ)。
憶える方法で、繰り返しの重要性を再認識した。
昼になり恒例のパパイヤに2食分の弁当を買いに行く。
前から買いたい弁当と言うか食事があった。
カルフォルニアロール。
日本でもまだ食べたことが無い。
毎回お弁当を選んでいる時に目に入る。
色合いが、凄く綺麗で、大きな具が色々入っていて、美味しそうだ。
初めてのカルフォルニアロールをインドネシアで、食べてみよう。
店の正式な名前は、カルフォルニア巻き。
補助として、ビーフ照焼きオニギリも買って、カゴに入れた。
宿舎に買って、カルフォルニア巻きのフタを開けてみた。
メインのアボカドのほかに、キュウリ、卵焼き、レタス、トビコを海苔巻きで巻いて、
外側にトビコをまぶしている。
白色の食材は、よくわからなかった。
実は、美味しくて、5切れを一気に食べて、白い食材の存在すら意識して無かった。
アボカドの食感と味が、旨く調和して美味しかった。
アメリカ発祥の巻き寿司だと思って、食べなかったのは、失礼だったかもしれない。
日本に帰って、食べられる機会があったら、日本でも食べてみようと思った。
ビーフ照焼きオニギリは、少し辛め(醤油辛い)の普通のオニギリだった。
日本でこのオニギリ出されると、合格に少し足らないレベルかも知れない。
夕食用に買って帰った、弁当を見ると、「PORK KARUBI DON」と表示されている。
店でのディスプレイだと「ネギ塩豚丼」と日本語で書かれていた気がする。
ネギ塩の言葉につられて、買った記憶がある。
昼の記憶が、夕方にはもうない。
こんな記憶力で、新しい言葉を覚えようとする事は、無理なことかもしれない。
レモンも取り出して、ポークカルビ丼なるものを電子レンジで温めた。
レモンを一緒に温めない、食へのこだわりは、まだある。
インドネシアで、ネギは普通に売っているが、食べ物の上に載っているのを見るのは、珍しい。
弁当箱から別にしていた、レモンを全体にかけて、食べる準備完了。
電子レンジでチンして、ほっかほっかになって、美味しさ倍増。
どこかの弁当屋さんのフレーズが、出てきてしまう。
塩味の中にもうま味がある。
ネギを入れた塩麹に付けた柔らかい豚肉の感じである。
イスラム教の多いインドネシアで、豚肉料理の日本食がフルラインアップであるスーパーも珍しいと思う。
カツカレー、かつ丼、生姜焼き、ソースかつ丼、酢豚と今回のこの弁当。
イスラム教にあまり関係ない日系スーパーの力かも知れない。
インドネシアで、豚肉が恋しい方は、どうぞ、いらしてください。
当然、精肉コーナーにも豚肉は、あります。
部屋への引きこもり生活も今日までで、明日は散歩を兼ねて、外へ行こう。
【参考金額】
カルフォルニア巻き Rp43.500(343円)
ビーフ照焼きオニギリ Rp13.500(106円)
ポーク カルビ丼 Rp43.000(339円)
緑茶 Rp5.800 ( 46円)
【黒猫・ニャオのおまけ】
ニャオは、段ボールで出来た爪とぎのガリガリソファなるものが、好きで大きくなって、体がはみ出している今でも、よく くつろいでいる。
そして、寝ている。
そして、カメラを向けると、目が点になった表情で「何か?」と顔を向ける。
いつも、変な恰好ばかりしているのではなく、
足を揃えて伸ばし、優雅にポーズを決めたところ。