大きいボトルのミネラルウォーターと毎食ごとにミネラルウォーターを貰っている。
当然、余るので部屋の備え付けの冷蔵庫に保管している。
その冷蔵庫が、冷たくない。
前回、5月に泊まった時と同じだ。
部屋に備え付けられている冷蔵庫の写真が下の物。
ドアがガラスで、下の所にカギが掛けられるようになっている。
庫内にアルミの金属板があり金属部は、それなりに冷たい。
アルミ板の上は、薄っすらと凍っている。
見た感じ冷蔵庫のような気がする。
ドアを開けると、青白い照明がついて明るくなる。
自分の宿舎用に持って来ている温度計を入れて、庫内の温度を計ってみた。
19℃の温度を示している。
冷蔵庫としては、あまり冷たくない。
前回5月の時は、ロビーで面会も出来、現地会社の人からの差し入れももらい、この冷えない冷蔵庫に、ビールやヤクルトなど本当に冷やしたい物があったので困った。
前回5月の時の写真がまだあった。
前回の部屋の冷蔵庫は、開けるともっと青色で、コロナのために殺菌庫を準備してくれたのかと勘違いしていた。
ここまで、青いと紫外線が発生して殺菌しそうと思った。
でも閉めると、この青色が消える。
なので、殺菌庫説は違うと思う。
前回の部屋の冷蔵庫の庫内温度は、なんと24℃。
冷房を効かせてる部屋の温度とあまり変わらない。
体を動かなないので、下げすぎると寒いので、部屋の温度は、27℃で設定している。
24℃のビールは、美味しくなかった。
今回の冷蔵庫の温度は、19℃なので前回よりは少しは、冷えている。
今回は、ミネラルウォーターしか入れてないので、さほど問題は無いが、冷たい物を飲みたい人は困ると思う。
冷蔵庫らしきものに、温度調節のダイヤル等は、どこにもない。
宿舎に置いていた普通の日本で見る2ドアタイプの冷蔵庫は、氷も作れてジュースも冷たく冷えていた。
この冷蔵庫らしきものは、そもそも冷蔵庫で無いかもしれない。
インドネシア事情で、インドネシアンの人は余り冷たい物を飲まない。
以前現場で、冷たい缶ジュースを買って渡したら、ある程度温まるまで待って飲む光景を見た。
全員ではないが、聞くとあまり冷たい物は、飲まないと言っていた。
食事に行って、常温の瓶ビールが出てきて、グラスに氷を入れて飲んだ経験があった。
ところ変われば、品変わるで、この冷蔵庫らしき物の存在が不明だ。
インドネシアの宿泊施設等は、一般的に日本のような入浴する浴槽は、ほとんどない。
シャワー施設だけがある。
このホテルのシャワー施設は、少し優れもので、シャワーノズルを止めている短い棒が
軸方向に回転することによって、高さや角度や向きが簡単に変えられる。
言葉で、説明すると難しいが、とりあえず便利です。
別室になっているトイレユニット。
日本の人が見るとトイレ掃除専用のノズルが付いていると判断するのでは、ないだろうか?
実は、日本の洗浄トイレのシャワーノズルの代わりのハンディータイプのノズル。
ホースの壁の根元側に調整バルブがあり、最大にでも開けられていたらとんでも無いことが発生する。
取り扱いには、慣れが必要だと思う。
インドネシアのトイレットペーパーフォルダーの構造は、いたって簡単な物が多い。
日本と違って、トイレットペーパーが大きな芯で、巻き数も少ない。
1巻きのトイレットペーパーの巻き量の少なさに驚く。
写真の物は、新品の物では無い量だが、日本の新品の半分程度しかないと思う。
金属のカバーも無く、トイレットペーパーが切れる構造になっていない。
カバーが無いので、日本のような三角折りのような事もしない。
ある意味、シンプルで綺麗だ。
30年前インドネシアに来た時は、トイレにトイレットペーパー自体が、無いことがあった。
現場で、特に現地の人用に作ったトイレには、トイレットペーパーが無い。
その代わり、お祈り前にする沐浴用の大きな水槽がトイレにある。
用をたいしたあと、水槽の水をバケツで汲取って、左手と水で処置をすると聞いた。
処置の仕方までは、さすがに聞けないので知らないが。
そんな理由もあり、インドネシアでは、左手は不浄の手で、人前に出すのは礼儀違反と教えられた。
握手やお金の受け渡しや人と接する時、左手は禁止の意味が良くわかった。
今のインドネシアがどうかは知らないが、おそらく地方に行くとまだそのような風習は、残っていると思う。
建物を見るとそのような感じがする。
なので、インドネシアに来る機会がある人は、左手での受け渡しは控えた方が良いと思います。
前回滞在していて、トイレットペーパーが少なくなって、スーパーに買いに行って苦労した覚えがある。
それなりに大きなスーパーなので、トイレットペーパーくらいあるだろうと思って、店内を探すと「バステッシュ」・「テッシュ」・「キッチンペーパー」の3種類しか置いていない。
3・4回店内をくまなく探した。
どう見ても「バステッシュ」が「トイレットペーパー」だと思うが、名前が違う。
後ろのテッシュの言葉が、怖い。
水に溶けないペーパーなら排水設備にトラブルが発生する。
仕方なく、1個だけの小分けで売っている物を買って帰って、実験してみた。
一応水に溶けそうなので、その当時はそれを使った。
日本に帰って、テレビ番組を見ていた時、コストコでタレントが買い物をする番組を見ていた。
その時、トイレットペーパーを買うシーンがあり、タレントの人が「海外では『トイレットペーパー』の事を『バステッシュ』と言うのですよ。」と言っている。
私の田舎には、コストコもないし、そんなこと知らない。
「トイレットペーハーは、世界各国どこでもトイレットペーハーやろう。」と突っ込みを入れたくなった。
トイレットは、色々な国で通用するのに、なぜそこで使う紙の呼び名が違うとは。
日本語でもトイレを指す言葉は多いが、インドネシア語でも多い。
空港などでは、普通に Toilet と表示している事が多い。
あまり最近日本では言わないが、WC(ワー・チェ)インドネシア語読みで同じ。
インドネシア独特な呼び方で、Kamar Kecil (カマル クチル)直訳すると「小さい部屋」意味的には、理解しやすい。