政府手配の待機ホテル(入国翌日から10日間)を出て、自主待機(丸4日間)を行わないと行わないといけない。
公共機関を使わないで、自宅に帰られる場合は、自宅から出なければ、それも「OK」になる。
移動手段としては、自家用車・ハイヤー・レンタカーになる。
レンタカーだと返却後の行動も非接触条件なので、考慮が必要になってくる。
私の場合は、中部空港からだと離れているので、会社に連絡を入れて近くのホテルを5泊6日で取ってもらった。
成田空港入国時のPCR検査、翌日から10日間の待機中の3回のPCR検査が全て陰性だったので、自主待機ホテルへの移動になった。
移動先の自主待機ホテルは、今いるホテルの駐車場を挟んで、隣のホテルになる。
パソコンの入ったリュックを背負って、大・小2個のスーツケースを転がしながら隣のホテルに移動した。
チェックインして部屋に入って窓の外を見ると中部空港と空港駐車場が見える。
6日後の中部空港への移動は、また歩き移動になる。
目の前が、空港なのに飛行機の音があまりしない。
本日の飛行機の発着状況を調べると、国際便の14往復便の内、マニラ行き1便だけが動いている。
国内便もかなり減便されている。
予約している私の6日後に帰る飛行機便も、今の時期は1便だけになって、他は全てキャンセルになっている。
これだけ少ないと空港近くでも静かである。
飛行機が少ないから車もほとんど走っていない。
中部空港は、関西空港と同じく人工島で24時間空港であるが夜間はもっと静かだった。
翌朝の海側の窓越しの風景。
風景の中にあまり構造物が無いが、写真で見ても日本の風景のオーラが感じられる。
インドネシアの風景では無い。
昼食用のお弁当を買いにホテルの玄関を出る。
ホテルの前に中部空港へ渡る大きな通路がある。
ここを渡って、最終日空港移動になる。
政府手配の待機ホテルの1階隅にあるコンビニへ移動する。
政府手配の待機ホテルのコンビニ近くに車を止めて、お母さんと3~4歳くらいの男の子が立っていた。
お母さんが上を向いて携帯電話をしながら、しきりにホテルの窓を見ている。
突然「お父さん」と言って、手を振り出して、小さな男の子も同じ方向を見て、笑顔で手を振っている。
身内だとわずかな姿でも十分判別できるのだろう。
同じ政府手配の待機ホテルに滞在していたから分かるが、外の窓はカギが掛かって開けられない。窓が開くと体が落下しそうで、危ない。
部屋から出てロビーでの面会も禁止なので、会うこともできない。
10日間の待機の期間が過ぎて迎えに来たのなら良いが、窓越しに合いに来たのだとしたら切ない。
親子の横を通って、コンビニへ入って行った。
のりお
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