ノリオのインドネシア赴任日記

2021年5月からインドネシアに赴任になった62歳、国内移動からコロナ検査を受けてインドネシアへ出国赴任まで 

2021年7月1日 店舗営業時間規制下の台湾料理店(Din Tai Fung)

インドネシア風に日付を書くと1日7月2021年の店舗営業時間20時までの規制が出た中、宿舎前のロッテ ショッピングアベニューの台湾料理店(Din Tai Fung)へ晩御飯を食べに行った。

19時前に店内に入ったので、勝手知った店でないと20時閉店に間に合わなかったらダメなので、真っすぐ店へと向かった。

1っか月ちょっとの期間で6度目の来店は、会社の近くの昼食に行っているWaungの次に多い。

広い店内に先客が1人なので、かなり密な状態を回避できている。

メニューを渡されて、いつもの項目の多いチェックシートの項目を探していると、店員が来て口頭で、注文を聞いてチェックシートに書いてくれた。

店も閉店時間を気にしてるようだ。

完全にせかされている。

無言の圧力を感じる。

 

今回は、スープを注文したので、飲み物はキャンセルした。

注文が完了した後、店の人が長いインドネシア語で問合せして来た。

そんなに長いこと話されてもわかるかと思いながら聞いていたが、最後に「追加注文はこれでないか?」の言葉だけが分かったので、「はい」とだけ答えた。

1か月もいると少しは進歩したかもしれない。

小籠包あたりは食べたいかもしれないが、インドネシアあるあるで豚肉でなく鶏肉の小籠包は、あまり気が進まない。

そもそも、この店の料理の量の設定は一人用でなく分けて食べる量なので、追加は必要ないと思う。

アスパラガスのスープが、割りと早く来た。

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アスパラガスのスープ

思っていたよりこの店にしては、少し小さいスープ皿。

でも、なみなみと擦り切れいっぱいまで入ってボリューム感はある。

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器いっぱいのスープ

美味しくなかったらどうしよう?

変な不安がよぎったので、卵焼飯が来る前に一口スープを飲んだ。

完全な思い間違い、シャキシャキ感を残した少し硬めのアスパラガスに適した薄切りの絶妙な厚さのカットが、職人技を感じさせられる。

凄く美味しいスープだ。

溶き卵とメニュー名から気が付かなっかたカニの身が入っている。

日本でカニ入りスープと書かれていると気持ちだけのカニが入っているが、こちらはカニがゴロゴロ入っている。

但し、日本のように大きな身では無く、小ぶりな身ではあるが美味しい。

白湯スープの味付けも薄めの塩味で、中に入っている食材をうまくまとめている。

これなら余裕で、全部飲める。

それからしばらくして、いつものNasi  Goreng  Telur (ナシ ゴレン トゥルル)卵焼飯が来た。

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スープと焼飯のツーショット

エビとか牛肉とか塩魚とか余分なものが入っていない、この店のプレーンな卵焼飯が美味しくて、また頼んでしまった。

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卵とネギだけの卵焼飯

一口食べるといつもの美味しさが分かる。

今日は、カニ入りアスパラガススープと卵焼飯で十分だか、健康維持のため野菜摂取を意識したメニューも頼んでみた。

ここに来ると野菜を美味しく食べられるので、意識して野菜メニューを注文している。

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届いた野菜メニュー

メニューの写真と同じで、見た目がいたってシンプル。

そして、ここの店の一皿は、量が多く一人用の量ではないと思う。

緑の野菜だけの炒め物をこれだけだべると健康的には良さそうな気がする。

野菜摂取感、100%の料理である。

全て食べきるのを信念にしている私にとって、今日はちょっとしんどいかも知れない。

インドネシアに来ても「しんどい」の方言は、出てしまう。

取り合えず、野菜の芯の方を食べてみる。

湯通ししたものをニンニクと油と少しの塩で炒めたて、見た目通りのシンプルな味だ。

味が無さ過ぎて、嫌いな人がいるような気がする。

野菜が嫌いな人は、典型的な嫌いな料理かもしれない。

でも、私は、最小限の味付けでこの野菜本来の味を引き出そうとしている料理方法は、嫌いでない。

どりらかと言うと好きである。

野菜への火の通し方がこの店は上手で、火加減はさすがに本職である。

テーブルの上に醤油らしきものとラー油があるが、もしかして何かかけるのだろうか。

野菜自体は、癖の無い美味しい葉物野菜である。茎の部分もほのかに甘みがある。

野菜好き意外には、あまりお勧めで無いかもしれない。

 この野菜と焼飯とスープのローテーションで美味しく頂いく。

 

今までないことが起きた。

いつもは、食べ終わって、出口の所にある会計専門の人の所で精算をする。

今日は、食事中にレシートも持って来て、会計を要求された。 

19時30分を少し回ったところで、まだ20時までは少し時間があると思っていた。

先客が居なくなって、私一人になると店全体が閉店モードになって来た。

まだ、閉店まで30分近くあるけど急いで食べて店を出た。

ゆっくり食べるつもりだったが、急いで大食いをしたような形になって、お腹の限界を少し超えたくらいになった。

今回は、お気に入りメニューのカニの身入りアスパラガススープを発見できて一応成果はあった。

 

お客さんの居ない店は、もう閉店になっている。

ロッテ直結の店で無い専門店は、みんな閉店準備をしている。

日本人は、スタート時間を余裕を持たせるが、インドネシア人は、終了時間に余裕を持たせる気がする。

 

7月3日(土)からは、飲食店はテイクアウトのみで店内飲食は、出来ない通達が出たみたいだ。

 

参考までにレシート内容(レーシートの文字そのまま)

Sup  Asprgs  Dgng  Kptg  50,000ルピア

Kailan  Garlir        59,000ルピア

Nasi   Goreng Telur                  45,000ルピア

Service  Charge 7.5%     11,550ルピア

PB10%          16,555ルピア

Total                                      182,105ルピア

空港換金レート      1,434円 

 

Nasi   Goreng Telur これは、ナシ ゴレン トゥルルで卵焼飯と普通に解読できる。

Kailan  Garlir これは???? 前の文字の意味が分からない。

後ろのGarlir は、英語ぽくなっている。

出された料理は、青菜のニンニク炒め。          

 Sup  Asprgs  Dgng  Kptg   Supは、スプでスープ。

 Asprgs  は、Asparagus(アスパラグス)の省略形でアスパラガスだろう。

Dgng は、dengan(ドぅンガン)の省略形だと意味が成り立つ気がする。

Kptg は、料理の内容からKepiting(くピティン)カニの省略形だと思う。

以上を総合するとカニ入りアスパラガス スープになる。

 

レシート1枚から頭の体操になる。

日本では、感じない小さなことが刺激になって、頭がぼける暇が無いかもしれない。

 

1人前だと少し値段が高いが、2人前だと思うとこのレベルだと安い気がする。

日本にも同系列店があるみたいだが、行ったことはない。

インドネシア特有の豚肉が使えない理由から国が違うと少し味も変わってくるのかな?

近くに、1軒でもお気に入りの店があると生活に余裕が生まれる。 

 

のりお

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