今日は、ネットで調べたものを買いに直線距離で3kmのショッピングセンターとその近くのショッピングセンター2つの合計3か所への散歩(Jalan kaki)[ジャラン カキ]と買い物へ出発。
余談ですが、今 日本人は「じゃらん」がインドネシア語だと認識なしに使っているような気がする。
言葉の交流が進むことは良いことだと思うが。
いつも散歩に行く方向と真反対で、宿舎の裏方向の大通りに向かって取り合えず歩き出した。
まもなくして、裏の大通りに出たところ
少し歩いて、陸橋で反対側の道路へ
ジャカルタの道路は、横断するための信号が極端に少ない。
陸橋から道路を眺めて、この道路に横断歩道が無い理由が分かった。
道路の中央部は、高速道路になっている。
いくら何でも、高速道路を歩いて横断するわけにはいかない。
田舎の高速道路に行くと側道から人が入って来て物を売っているのは、時々見かける。
でも、ここは首都ジャカルタなので、それは無い。
休憩がてら道路を見ていると左右の2車線づつの一般道の車の流れ中央の片側3車線の高速道路の流れが同じである。
一般道を走っているバイクなどは、高速道の車より早い。
中央の道路が高速道だと分かったのは、道路標識が緑色で左右の道路標識が青色の道路標識だったからだ。
それと陸橋も高速道路に当る中央部は、高いガードが付いてある。
陸橋を渡り道路を歩いていると道路横に植えられている花に見なれないチョウチョが1匹。
チョウチョもなんとなくトロピカル。
また陸橋を渡って道路の反対側へ
バスに乗る為のターミナルが異常に高いバスターミナル。
そこへたまたまバスが侵入。
運転席への乗り口は普通だと思うが、中央と後ろの乗り口は、ありえない高さ。
このバスターミナルの高さが必要なわけが分かる。
郊外で、初めて見た時は、目を疑った。
ここでも日本の常識が覆された。
陸橋から建物の風景を見ているとジャカルタは、すごい都会だと思う。
一歩裏道に入ると昭和30年代を思い出させる風景があり、歩道整備はかなり悪く、歩いていると所々から腐敗臭いがマスク越しに来る。
それが、この国の今の感じかのような気がする。
凄い所は、感動するくらい凄い。
高級店が並んだ1階ほとんど人気が無い。
ここで、買い物をするために来たわけでは無い。
このショッピングセンターに来る途中の高級レストランで、インドネシアで初めて赤色のランボルギーニ社の車を見た。
車名は詳しくないのでわからないが、見るからに高そうな車だった。
安いランボルギーニ社の車は、無いと思うが広い駐車場にその車に警備の人が付き添って立っていた。
写真を撮れる雰囲気で無かったので、取らなかった。
この国の建物は、それぞれが個性があり面白い。
どこを散歩していても決まりきった箱のような建物は、少ない。
歩いていると街路樹としてブーゲンビリアが植えられていた。
インドネシア名 Bunga Kertas(ブンガ クルタス)。
Bunga が花で、Kertasが紙 紙の花。
これは、30年前に来た時に宿舎に赤と白が植えられていて、宿舎の警備の人に教えられていたのを覚えていた。
ブーゲンビリアの花びらが華奢で紙のような花だと思っていたので、当時すぐに覚えた。
綺麗な花だが、なぜか哀愁を感じる。
昼食と買い物と探し物で宿舎を出てから4時間がたった。
今回は、いつもより遠くまで来てしまった。
昼も過ぎて熱くなったので、ジャカルタに来て初めてのタクシーに乗ろう。
ショッピングセンターを出たところなので、タクシーで来た人の折り返しの車が頻繁に走っている。
歩くのをやめて、少し広くなった車の止まりやすそうなところにいるとタクシーの方からよって来た。
近寄っていくとタクシーが完全に止まった。
日本のように自動ドアで無いので、自分でドアを開けて行先を告げた。
タクシーのメーターを見てびっくり。
初乗り料金6,500ルピア(51円)。
日本では、ありえない。
ゼロを見間違えたと思い、2度見したので間違い無い。
ジャカルタの道は、一方通行的な構成でほとんど信号機の無い道路で目的地に行く時に道を知らないと車・バイクの運転は難しい。
インドネシアでは、日本の国際免許が使えないので、車を運転することが出来ない。
出来ても、あのバイクの流れの中では日本人は無理だと思う。
運転して、1時間以内に交通事故を起こす自信がある。
タクシーに乗って、しばらくすると反対方向を走っているので行先を確認してしまった。
方向転換するとこが決められているので、逆方向を走っていたみたい。
しばらくすると目標の建物が見え始めてホットした。
直線距離だと3km~4km程度を6km以上走ったと思う。
到着して、お金を支払った。
32,000ルピア(252円)
日本円に直すとタクシー料金もそんなに高く無い。
日本の感覚だとかなり安いと思う。
でも、走る距離は、場合によっては遠回りになる。
(表示の円表示は、空港での換金レート)
ジャカルタでは、ショッピングセンターになるとひとりづつ体温チェックをされて建物に入っていく。
常時1人の人が、いてチェックをする。
いい加減かもしれないが、一応出てきた数値は見ている。
日本でも、今はそのくらいしているのだろうか?
大きなショッピングセンターは、金属探知機とカバンの中身チェックがあるところがあった。
昔の爆弾テロの名残だと思うが、そのあたりが日本と違う所かもしれない。
今回の散歩で、また行動範囲が少し広がった。
のりお
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