ノリオのインドネシア赴任日記

2021年5月からインドネシアに赴任になった62歳、国内移動からコロナ検査を受けてインドネシアへ出国赴任まで 

ジャカルタの大戸屋でアジ焼定食

宿舎前のロッテショッピングアベニューの台湾料理屋行く途中に今まで見逃していた大戸屋を発見。

ローマ字の「OOTOYA」が大きく漢字の大戸屋が小さい。

日本で見た時は、漢字が倍の大きさでローマ字が小さい記憶がある。

日本の大戸屋へは、失礼な話だが前は通ったことがあるが、入ったことが無かった。

以上を総合して気が付かなかったのかも知れない。

 

台湾料理を食べる気分で出てきたが、メニューが気になり店先に置かれているメニューをみた。

見慣れた日本食がずらり、インドネシア人を考慮してトンカツの類の豚肉料理が無い。

その代わり、チキンカツなどの鶏料理が多い。

メニューの中のキノコがのったハンバーグに目が止まった。

羽田空港を出て丁度1ヶ月目、日ごろはハンバーグを好んで食べなけど無性に食べたくなった。

今日は、予定を変更して「大戸屋」に決定して店内へ。

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店内に入るとどことなく日本の雰囲気がある。

日本の大戸屋へ入ったことが無いけど、会社の近くにあり歩道から店内をチラリ程度は見たことがある。

こんな感じだったかよく思い出せない。

取り合えずインドネシア風ではないと思う。

 

メニューを渡されて先ほどのハンバーグを見つけた。

その下に特別メニューらしき別のクリップ止めされたメニューもあった。

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別に渡されたメニュー

ビーフ炭焼き重とアジとローマ字で書かれてある。

その下には、英語の説明で一切インドネシア語が無い。

インドネシアで商売しているのに、ひどい話である。

料理の写真が、日本人が食べたがるオーラを持たせてある。

しかし、下のシュウマイが豚肉で無く鶏肉シュウマイ。

エビも乗って美味しそうだけど、鶏肉を好まないのでパス。

特別メニューを見るともうハンバーグの事は忘れてしっまた。

アジの焼いたものに大根おろしとひじきの付け合わせがある。

昼食でワルンでアジの唐揚げを食べているので、インドネシアのアジも肉厚で美味しいので、こちらのアジのセットメニューに決定。

ローマ字で「定食」書かないで、Set menu なのが海外らしい。

セットメニューには、ご飯と味噌汁と茶碗蒸しが付くようになる。

注文が終わると「飲み物は?」と聞かれた。

インドネシアでは、どんな店でも必ず飲み物はと聞かれる。

今回は、アジの焼いたのに味噌汁があるからパスしたかったけど、店の人の眼差しに負けてTeh Tawr (ティー タワール)と注文した。

熱いのか冷たいのかいつもの質問を受けてしまった。

Panas(パナス)熱い のと返答した。

すると店の人が「熱いお茶ですね。」と日本語で確認してきた。

Ya(ヤ)はい と答えた。

どうせ小ジョッキに入った暖かいジャスミン茶が来るのだと思っていた。

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出てきたお茶

見慣れた器に見慣れた色のお茶。

器は、デミクラスカップより一回り大きい程度で小さ器。

量としては、かなり少ない。

味見の為、恐る恐る舐める程度に口をつけた。

かなりぬるい日本茶。煎茶、番茶の区別はわからないが、日本で飲む普通のお茶。

ジャスミンの香りのしないお茶を料理がくるまで、じっと見ていた。

器も日本風で、見ているだけで日本を感じる。

日本だとこのような感じのお茶は、無料だがインドネシアではどうだろう?
無料にするため、こんな小さな器に入っているのだろうか?

 

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出てきた料理

間違い探しのような写真になってしまったが、右側は味噌汁のお椀を取ったところ。

写真を見て気付いた人はいるだろうか?

ひじきが、きんぴらごぼうに変身。

日本だと、メニューの写真に忠実に作ってくる。

このあたりが、キラキラ(インドネシア語のだいたい)の世界である。

しかし、ご飯がインディカ米(長粒米)で無くジャポニカ米(短粒米)である。

味噌汁の中には、油揚げが入ってる。

メインのアジでなく写真に無かったキンピラごぼうを食べてみる。

ごぼうと人参の炒め具合と辛さと甘さの全体のバランスが、日本で食べる美味しいレベルのキンピラごぼう

白ゴマも上に振りかけられて、日本人の作品の雰囲気がする。

次に焼アジを食べてみる。

焼アジというとどうしてもアジの塩焼きを思い出すが、このアジは塩をほとんど感じない。

メニューのどこにも「塩」の言葉が無い。

塩を少し振りかけた塩焼きにしてくれれば嬉しいが、これは一緒に持って来てくれてる醤油をかけることで解決。

予想通り肉厚のアジで美味しく頂いた。

付け合わせの大根おろしも日本の物と同じだ。

ジャカルタのスーパーで大根を売っているのを見かけるが、大根おろしをこちらで食べるのは、初めてだ。

普通に美味しい。特に焼アジと一緒に食べるとインドネシアに居ることを忘れる。

お椀の味噌汁を飲んでみる。

だしの効いた美味しい味噌汁。

油揚げも日本で食べるものと同じか標準以上に美味しい。

 

お盆の隅におまけのように置かれている茶碗蒸しが面白い。

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小さな容器に金属容器でさらに小さくなった茶碗蒸し。

味は、しめじとエビが入った美味しい茶碗蒸し。

だた、サイズが少しおきめのコンニャクゼリー。

ちょっと言い過ぎかもしれないが、不思議なくらい小さい。

味は、日本で食べるのと変わらない。

日本の味を少し忘れたかもしれないけど。

最後に冷めてしまった日本茶を味わって飲み終えた。

冷めても日本茶は美味しい。

 

食べ終わってレジに行った。

レシート金額

 Aji  Set menu   91,000ルピア

 Ocha  Panas  16,000ルピア

 サービス税    8,025ルピア

 PB1       11,503ルピア

 合計      126,500ルピア

 空港換金レート   996円

今回は、100%日本を感じられる食事で、リフレッシュできた。

やはり、お茶は別料金であった。

お茶は、せめて普通のコーヒーカップ程度はほしい。

それと熱いお茶が飲みたかった。

来た時のお茶の温度が、食事が終わってだいぶ時間がたった時の温度であった。

これは、インドネシアの人があまり暑い飲み物を飲まないから仕方がないかもしれない。

 

「どこでもドア」で一気に日本に来たような場所を見つけられてよかった。

もう一人いたお客さんも日本人で、小さな声の日本語で携帯電話で話している。

日本人の感覚で居られる場所であった。

 

のりお

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